「ステキなキャリアを積むために」は3回シリーズになっています。
vol.1 チェックテストで探る最適自分像 vol.2 会社で管理職・専門職として活躍するには vol.3 フリーランス、独立開業して活躍するには |
まずは、vol.1「チェックテストで探る最適自分像」で、自分に合った将来像をチェックしてみてください。
vol.3の本記事では、将来、フリーランスとして、または独立開業して活躍するにはどんなキャリアを積んでいけばいいかを考えてみたいと思います。
● 会社に属さず、フリーランスとして働く場合
少々のリスクがあっても自分の力を試したいと考える人は、組織に属さないフリーランスという道を選ぶのもいいでしょう。
<自分がフリーランスとして通用するかの見極め方>
フリーランスとして活躍するには、専門知識やスキルが必要です
とはいっても、会社の中にいると、自分の力が社外でどれくらい通用するのかわかりにくいもの。
それを推し量るひとつの方法が、転職活動です。
実際に履歴書を送って面接を受けてみるところまで行わなくても、転職情報誌や転職情報を提供しているサイトを見てみると、どれくらいのレベルの人が世の中で求められているかがわかります。
それを見て、自分が自信を持って応募できると思えば、フリーランスとしても通用するだけの専門性を身につけているはずです。
<自分のキャリアがフリーランスに適しているかの見極め方>
フリーランスは、そのスタイルで活躍しやすい職種とそうでない職種があります。
そのため、自分がこれまで積んできたキャリアや今後目指そうとしている仕事がフリーランスとして活躍しやすいものであるかどうかを考える必要があります。
フリーランスに向く仕事内容かどうかは、自分が責任者となって仕事を仕切ることができる仕事か、それともだれかのサポートが主業務であるかどうかがひとつのポイントになると思います。
たとえば、自らが営業活動を行い、契約を結ぶ「営業」という仕事はフリーランスとして成立しますが、それをサポートする営業事務は、営業という存在があっての仕事なので、フリーランスとしては成立しにくくなります。
では、サポート業務でフリーランスのように働くことはできないのでしょうか。
その場合にオススメしたいのが、「派遣」という働き方です。
派遣は、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先に勤務するという働き方ですが、考え方を変えれば、個人の力を発揮できる勤務先を派遣会社に紹介してもらい、契約した期間、派遣先企業に自分の力を提供する働き方と考えることもできます。
フリーランスと会社員、それぞれの特徴を生かした働き方といえるでしょう。
次のページでは、独立開業して活躍する場合を考えてみましょう。
会社で管理職・専門職として活躍することを目指す人は
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