「聞いて聞いて~」と人に教えたがる人 ~向いている人~
在宅でメルマガ執筆の仕事を請け負う女性も多い。朝早く起き、家族が起き出してくるまでの時間を活用するなど、生活にメリハリをつけて時間を有効活用している |
私の場合、メルマガ執筆のスキルは、実際に書きながら身につけていきました。最近では、パソコンさえあればインターネットを使って自宅でメルマガの書き方を学べる講座や、どちらかの会場へ出向き、セミナーを受けて学ぶ方法などがあります。どちらにしても、生活スタイルに合わせて無理のない方法を選択することが大切ですね。講座を選ぶポイントは、事前に実際に受講した方の声や評判をしっかりチェックすること。また、仕事の探し方は、最近ではSOHO(在宅ワーク)向けに、仕事やスキルなど、いろいろな情報を提供してくれるウェブサイトがありますので、活用されるとよいのではないかな、と思います。
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女性の得意分野を活かせる仕事 ~報酬の相場と将来性~
メルマガライターの報酬は、執筆、配信(1本いくらなのか、1ヶ月でいくらなのかなど)、販売促進、企画、運営サポートをどこまで請け負うか、また、商材やネットショップなどによって異なります。執筆だけを請け負う場合、1本2,000~3,000円というケースもあれば、1本数万円という場合もあります。自分が書いたメルマガで、どれだけの売上げを上げることができたのか、その実力でも報酬は変動します。そういう意味では実力で勝負できる仕事ですね。また、メルマガライターは、女性の得意分野を活かせる仕事でもあります。女性はもともと、「買う」ということが好きですし、得意ですよね。買い物をする人の7割~8割は、女性だというデータがあります。女性のメルマガライターは、最初から「買う側の視点」を持っていることが強みになります。ネットショップやインターネット関連は、まだまだ拡大し続けると思いますので将来性はあると考えています。
自分が成長するためにも絶対に必要なこと ~やりがい~
メルマガを書きはじめてから約2年後、次々と、受け切れないほどメルマガ執筆の依頼が舞い込むようになりました。メルマガのライティングをアウトソーシングしたいネットショップがこんなにあるんだ・・と強いニーズを感じ、2004年6月にメールを使ったメルマガのライターを育成する講座の講師を開講。講座卒業生へ、外部のメルマガライターを探しているネットショップさんを紹介するなど、よい出会いもたくさんありました。2004年の秋からは、セミナーなどでメルマガの講演をするために主催会場で出向く仕事の依頼もいただくようになりました。最初は不安もありましたが、新しいことへのチャレンジは、自分が成長するためにも絶対に必要なことだと思い、前向きに取り組んでいます。メルマガ執筆は奥が深く、自分が紹介した商品が売れたときの喜びを肌で感じることができます。また、パソコンさえあれば在宅でできる仕事ですので、小さなお子さんがいて外で働けないお母さんや、複数の仕事をやりたい方にも、取り組みやすい仕事です。「今は家を空けることができないから」と新しい何かを始めることをあきらめるのではなく、今できることを見つけて、はじめの一歩を踏み出していただきたいですね。これからは、新しい一歩を踏み出される女性を応援していきたいと思っています。
【編集後記】
ふくださんが、普通の主婦からメルマガライターとして注目されるまでになったのは、できない理由を探すのではなく、できるようになるためにはどうすれば良いのか、を考え続けた結果勝ち得たものなのだと感じます。ほんの少し気持ちを切り替えれば、子どもが小さくても、今の仕事が忙しくても、自分らしい生き方、自分らしい時間を持つことはできるのですね。あなたも、今できることからはじめてみませんか?