女性の転職/女性のキャリアプラン

大手企業の6割が導入 「社内公募」でキャリアアップ(2ページ目)

厚生労働省の2002年雇用管理調査によると、従業員5000人以上の企業の6割近くが社内公募制を導入。この制度を使ってキャリアアップを目指すときのポイントを考えてみました。

執筆者:泉 まつお

社内公募制・社内FA制度をキャリアアップにつなげるには、まず、手を挙げなければ始まりません。自ら行動を起こすことは、チャンスを手に入れる黄金律。ただし、キャリアアップにつなげるには、注意点があります。

それは、
「後ろ向きな理由で手を挙げないこと」

今の仕事がつまらないから。
上司が自分を評価してくれないから。
といった理由で社内公募や社内FAに手を挙げるのは、オススメできません。
なぜならそれは、「積極的に○○がやりたい」という気持ちではなく、現状から脱出したいだけだから。

最初にも言ったように、これらの制度では「結果」を求められます。
そのためには、たいへんなことも乗り越えなければなりません。

ある経営者からこんな話を聞いたことがあります。

仕事には必ずつらいことがあります。
そしてつらいことにぶつかったとき、そこを乗り越えられるかどうかは、
その人がこの仕事をどれくらいやりたかったにかかっています。
やりたい気持ちが大きければ、大きな壁も乗り越えられる。
逆に、やりたい気持ちが小さければ、それだけの壁しか乗り越えられないのです」

自分の希望を言える制度だからこそ、本当に「やりたい」という気持ちを持って動く必要がある。
これが、新しい人事制度でキャリアアップを図るポイントではないでしょうか。
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