<面接編>
● 転職回数が多いので、必ず、過去の転職理由は聞かれると思っていました。そこで、事前に内容を整理し、マイナスの表現にならないようにチェック。同じことも、言葉の選び方で印象はずいぶん違いますから(営業事務)人事担当者より/過去の転職理由について口ごもる人もいるのですが、彼女ははっきりと語ってくれた。自信を持って過去を語れる姿に前向きな気持ちを感じました。
● 顔のつくりがはっきりしているからか、普段から何かと派手に見られがちな私。そこで、面接には、白いシャツにタイトスカートというシンプルな服装、アクセサリーも控えめにして出かけました(WEBデザイナー)
人事担当者より/派手に見られがちとのことですが、面接のときはそんな印象はもちませんでしたよ。元気いっぱいという印象はありましたけど。
● 慌てて答えて変なことを言わないよう、どの質問にもひと呼吸おいて、落ち着いて答えるように心掛けました(一般事務)
人事担当者より/じっくり考えて答えるだけでなく、質問の意味を十分に理解できなかったときは聞き直してきていたことを覚えています。一つひとつ、納得しながら仕事を進めていくタイプの人だと思いました。
● 接客業から歯科助手への転職。異業種への転職でしたが、接客スキルは患者さんと接するときにきっと役に立つと思い、アピールしました(歯科助手)
人事担当者より/異業種経験も立派な経験。身につけてきたことがどんな風に活かせるかをイメージできるその力は評価に値します。
● 絶対に入社したい会社だったので、聞きたいことがいっぱい。「何か質問は?」と言われたときにコンパクトに質問できるよう、聞きたいことをノートに書いていきました(編集アシスタント)
人事担当者より/いきなりノートを取り出して質問し、メモを取り始めたのにはちょっと驚きましたが、本当に当社に興味を持っているんだと感じました。
<番外編>
● 面接の前日から体調を崩してしまい、腹痛に苦しんでいましたが、約束は絶対に変更したくなかったので、歯を食いしばって行きました(受付)人事担当者より/実は、面接時間の前に彼女は「お手洗いを貸してください」と飛び込んできた。衝撃的な出会いでしたが、芯の強さも感じました。
● ホームヘルパーの資格を取って転職を考えたのですが、実務未経験ということで不採用の連続。でも、絶対に取った資格を活かしたかったので、正社員にこだわらずに探した結果、いい会社に巡り会えました(ホームヘルパー)
人事担当者より/当社は、非常勤スタッフとして勤務していただいた後、本人が「やっていける」と自信がついた段階で正社員になっていただいていますから、正社員にこだわらずにご応募いただけてよかったと思っています。
いかがでしたか?
難しいことではなくて、ちょっとした気づきやひと手間で、人事担当者への印象アップを図ることはできるようですね。
転職を考えている人は参考にしてみてください。