身近すぎて罪の意識を感じない
好奇心からか、友人との遊び感覚でつい薬物に手を出してしまう |
アメリカでは大学生になると、多くは親元を離れ、学生寮やアパートなどで友人達と一緒に暮らすようになります。違法薬物の一種である大麻は学生間に出回っており、入手も簡単に出来るため、親の監視下から解放された学生達が、興味本位で手を出してしまうことが少なくないのです。
日本人も例外ではありません。留学生は言葉や文化の壁などから孤独を感じがちで、寂しさを紛らすために友人達と一緒にいることも多く、その結果、大麻などのドラッグを目にする機会がとても多いのです。
毎週のようにどこかでマリファナパーティ(ドラッグを皆で吸引し、飲んで騒ぐ)が行われており「みんなやっている」ような身近な状況では、「犯罪」という意識が薄らいでしまうのは当然かもしれません。
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