大学評価・学位授与機構での学位取得を目指す前に知っておきたいこと
科目等履修生には実験実習の履修不可、などの履修制限がつきまとう…。 |
実は私も「大学評価・学位授与機構での学位取得を目指す前に知っていれば!」と後悔した苦い思い出がいくつかある。
基礎資格がある人が大学等の科目等履修生になって必要単位を取得する際、実は履修制限される場合が多い。自由に好きな科目が学べるというイメージの科目等履修生制度だが、実は必ずしも自分が取りたい科目が履修できるとは限らないのだ。
【科目等履修生の履修制限例】
・実験実習の履修が認められていない
・卒業論文指導が受けられない
・ゼミナールに入れない 等
特に理学、工学、看護学系など、大学評価・学位授与機構でこれらの学位を取得するために必要とされている実験実習の履修が、科目等履修生にはほぼ認められていない。
むしろ大学評価・学位授与機構を利用して、理学、工学、看護学等の学位取得を目指している人の多くは、既に大学や短大、専門学校等で既に実験実習の単位を既に取得済みの人たち。つまり、基礎資格となる大学在学中に実験実習を履修しなかった人が、これから実験実習が必要な学位を取得しようとすると、大変困難な状況となる。
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