社会人の大学・大学院/社会人の大学・大学院受験対策

ハーバードMBAに合格するための条件と戦略(3ページ目)

高卒である中田英寿選手がハーバードMBA進学を目指すというウワサ。専門家の意見等を交えながら、高卒からハーバードMBA合格に必要な条件等を検証する。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド



日本人が知らない「出願するだけじゃダメ」な理由

image
AllAbout【留学・インターンシップ】ガイド豊田圭一氏
豊田氏の知り合いで、アメリカのボストン大学大学院のアドミッションオフィスで働いていた友人によれば、世界中から何千という出願書類が送られてくるため、その書類がスタッフの目に留まるのは難しいそうだ。また、スタッフが最初に見るのがTOEFL、GMATなどのスコア群。元々そういったスコアが低い日本人は不利だという。出願受付段階では、いちいち細かく書類チェックをしないらしい…。

アメリカではサッカー人気は低く、つまりサッカーの中田英寿選手の名は無名に近い。そんな彼がHBS進学を目指すとしたら、どのような戦略が考えられるか。

「一番いいのは、本人が直接HBSに会いに行くことだと思います。結局判断するのは人ですから、面識があるのとないのとでは全く違う。この人と一緒にやっていきたい、と教授や学校側に思わせることが大切です。」と豊田氏。


アメリカで交渉すべき理由


さらに豊田氏はどうすれば合格できるかについて、下記のように語っている。

「中田氏のマネジメントオフィスがHBSにコンタクトを取り、交渉するのがいいのではないでしょうか?中田氏の過去のチーム移籍に比べれば、簡単だろうし、交渉のプロが望めば、彼のような人材であれば、可能でしょう」ということだ。

なぜ豊田氏は大学院への出願に関して、わざわざ「直接会いに行け」「交渉すればいい」などと言うのだろうか?

実はアメリカは交渉が当たり前の国。進学に当たっては受験生はキャンパスツアーに参加し、学校スタッフと交流し、教授陣とも接する機会がある。取得すべき授業を免除してもらったり、進学許可を勝ち取ったりというワザも交渉により可能なのだ。

ちなみに豊田氏自身も、留学生が本来なら提出しなければならないGREスコアの免除交渉や、不合格を取り消させ合格にさせた、などの例を見てきたという。

つまりアメリカで交渉すべき理由は、「交渉」が日常茶飯事だから。奨学金をもらうためや、課題の提出日を伸ばしてもらう交渉など、アメリカでは交渉することは当たり前。ガイドも留学中、ゴネてゴネてゴネまくり、いい成績を勝ち取る学生を多数見てきた。そしてそれに対して不平を言っていた日本人も、いつしか交渉が出来るようになる。そうしないと生き抜けない現実がそこにあるからだ。

しかし、交渉をまるでしない(好まない?)学生もいるので念のため。


ズバリ、こうすればハーバードビジネススクールに合格できる!?→次のページへ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます