知名度アップや寄付金に貢献してくれる学生(お客様)が欲しい
大学経営はどこも厳しい? |
モト留学生さん(30代女性)からの意見
「去年、アイビーリーグの入学受け入れ基準、という記事をThe New Yorkerで見かけて、面白いなあと思って自分のブログ(大学留学を成功させるブログ)にも書いたのですが、学歴より実際に大学の知名度アップや寄付金に貢献する要素を持つ人が重要視されている、ということが言われていました。
例えば、中田選手ほどの人なら、HBSに入った、という話題には世界中が注目するだろうし、今までの収入から寄付金などの期待もできますよね。さらに、これが一番重要だと思いますが、世界のトップスポーツ選手になるだけの集中力、解析力、判断力を兼ね備えた人なら、当然ビジネスの世界の駆け引きでも優れた成果を発揮する、と、学校側は見ると思うんです。
あれだけの才能を持つ人の入学を拒否したら、他のビジネススクールがこぞってリクルートに来るのでは??と、個人的には思いますが。肝心の本人の意思が一番興味があるところです。」
モト留学生さんの指摘通り、HBSが中田氏の学歴に目をつぶっても中田氏を受け入れることによるメリットはかなりあるだろう。アメリカでも一流のスポーツ選手が一流有名大学進学するという話は良くある。その選手が活躍するたび、大学名がテレビや新聞に踊り、その広告効果は絶大だ。
出願するだけじゃダメ…!?
専門家の意見も聞いてみたくなり、AllAbout【留学・インターンシップ】ガイドで海外留学のコンサルティング会社副代表も務める豊田氏に中田英寿氏のHBS合格可能性に電話取材!すると、下記のような回答が…。
「合格できると思いますが、ただ出願書類を送るだけでは難しいでしょう」
ん?通常、出願書類は提出するだけだと思うが、なぜそれだけではむずかしいのだろうか?
電話取材を続けると、驚きの現状を教えてくれた。
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