社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

【インタビュー】博士号への道 26歳会社員の場合(2ページ目)

現役社会人学生、辻さんの学歴は、非常にユニーク。現在通信機器メーカーに勤務しながら、電気通信大学大学院博士課程後期在学中の辻さんの社会人学生生活に迫ってみました!!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

学費は誰が払っていますか?また投資額など良かったら教えて下さい

自分で払ってます。というか自分で払うしかないんですけど。入学金と学費で1学期あたり約25万円程度かかります。準備段階でも受験料やら健康診断やらで色々かかりました。


会社(上司、同僚等)には大学に行っている事を話しましたか?またその理由は?

直接仕事に関わる上司・同僚には話してあります。やはり多少なりとも迷惑がかかるかもしれないですし、いざと言う時に相談しやすいと思います。大学に行くというのはあくまで自分の都合ですから。


仕事に支障はありませんか?どのように仕事と勉強を両立していますか。

現時点ではまだ本格的に研究を初めていないので、特に支障はありませんが、例えば論文を書いたり、実際にモノを作ってみたりするとなると時間が足りなくなってくるでしょう。ただ、現在研究している内容は、業務にも応用出来そうなものも結構ありますので、なるべく重複部分は2度手間を踏まないようにしていきたいです。また、進捗報告ゼミを土曜日に開催して下さるなど、研究室が配慮してくれているので助かっています。

試験日と出勤日が重なる事もあるかと思いますが、どのようにしていますか。

まだそういう状態になったことはありませんが、そのような時こそ、上司や同僚に事前に状況を知っておいてもらえれば、ある程度回避できるのではないでしょうか?もしそれに卒業がかかってる状況だったら、無理して休んじゃいますけど。


社会人学生になって、一番うれしかった事(良かった事)は何ですか?

異なった環境、異分野の方々と会う機会ができて、自分の知らない世界というのを知ることができた点です。意外とそういう機会って無いですから。他の方が頑張っている姿を見るのは刺激になります。

社会人学生になって、一番つらかった事(大変だった事)は何ですか?

帰宅が遅い時期にレポート等の提出が重なったりすると大変ですね。常に時間の遣い方を意識しないと手が回らなくなってしまいます。あと、英語のマスターが必須になったことがつらいかな。(笑)
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