火災事故続発！　危ない「家電製品」(2ページ目)

エアコン使用中に、コンセントで焦げつき発生！

昨年は、ケータイの内蔵電池でも、発火事故が発生！

暑さの折、やはり気になるのはエアコンの事故ですね。7月17日、使用中にコンセントが焦げ、壁の一部が燃える火災事故が発生！（大阪府）　一方、7月31日には、運転中におかしな音を発し、エアコン周辺を焼損する被害が出ています（兵庫県）。ただ、2件とも原因調査中で、製品が原因かどうかはまだ不明……。

電子レンジの発煙・発火事故は、5年間で10件！

一方、製品が原因ではないかと疑われているのが、（株）千石製の電子レンジ。8月5日、高知県で使用中に本体右側から発煙し、樹脂部分が溶ける事故が発生！　この製品の事故は、発火事故も含め過去5年で10件に達しています。原因は、ドアの開閉を検知するスイッチの製造不良。販売会社の岩谷産業は現在、無償改修を実施しています。詳しくは、経済産業省のサイトでどうぞ。

明日は我が身?!　身近な製品で火災事故がこんなに……

ほかにも、さまざまな家電、ガス・石油器具で火災事故が起きています。たとえば、
■家電……　温水洗浄便座、食器洗い乾燥機、圧力鍋、マットレス、電気ストーブ（ハロゲンヒーター）など
■ガス・石油器具……　ガスこんろ（都市ガス・LPガス＝プロパンガス）、屋外式ガス湯沸器（都市ガス用）・石油給湯機付風呂釜・石油給湯機など
※　製品が原因かどうか不明のものを含む。
上記を見ると、どこの家庭にでもありそうな身近なものばかりですね。事故発生も「明日は我が身」?!

では、デジタル家電ではどんな事故が起きている？　実は、携帯型音楽プレーヤーでも最近、過熱事故が相次いでいるのです。その実態とは？　また、どんな兆候に注意すればいい？