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5円玉に「4万3000円」の価値がついた! 見たらすぐに分かる“お宝”に化けるエラーコインの特徴は?

昭和24年発行の5円玉が、2026年8月9日に終了した第129回入札誌「銀座」で3万7000円(手数料込みで4万3105円)と高額で落札されました。一体なぜなのでしょうか? ※画像:Shutterstock.com(画像はイメージ)

伊藤 亮太

伊藤 亮太

株式・ファイナンシャルプランナー ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。その後証券会社にて、営業、経営企画部門等を経て、独立系FP会社「スキラージャパン株式会社」設立。ファイナンシャル・プランナーとして、家計簿診断などのライフプランニング、資産運用、保険の見直しなどの相談を行う。執筆・講演も金融機関をはじめ多岐に渡る。

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高値のつく5円玉の特徴は? ※画像:Shutterstock.com(画像はイメージ)
高値のつく5円玉の特徴は? ※画像:Shutterstock.com(画像はイメージ)

「5円玉に4万3000円の価値がついた」。もし普段使っている5円玉が高額なお宝に化けるとしたら、財布の中を一つひとつチェックしたくなりますよね。もちろん、普通の5円玉はあくまで5円の価値しかありません。しかし、何かしらの“エラー”があるものは高値がつく可能性があります。

額面の約8600倍

今回紹介するのは、5円玉のエラーとして比較的よく見られるものです。とはいえ、5円玉の発行枚数から見れば出会える確率はそう高くはないかもしれませんが、見つかる可能性はあります。

そのエラーコインは2026年8月9日に終了した第129回入札誌「銀座」に出品されました。落札価格は3万7000円、手数料込みで4万3105円。これは額面の約8600倍にあたります。一体どんな5円玉なのでしょうか。

穴の位置に注目

3万7000円(手数料込みで4万3105円)で落札された実際の5円玉(表面) ※画像:第129回入札誌「銀座」 Lot番号:424 5円黄銅貨 昭和24年 穴ズレエラー 状態:美品+
3万7000円(手数料込みで4万3105円)で落札された実際の5円玉(表面) ※画像:第129回入札誌「銀座」 Lot番号:424 5円黄銅貨 昭和24年 穴ズレエラー 状態:美品+

今回落札された5円玉は、穴が本来あるべき位置から大きくずれています。稲穂などが描かれた表面から見ると、左上の方にずれて穴が開いています。これは、いわゆる「穴ズレエラー」と呼ばれるものです。

穴ズレエラーは5円玉だけでなく、50円玉にも存在し、古い年代のものに比較的多く見受けられます。今回の落札物も昭和24年発行の旧字体の5円玉です。当時の製造技術では、こうしたエラーが見逃されて流通してしまうこともあったのでしょう。状態が「美品+」と評価されていることから、実際に市場に出回って使われていた可能性があります。

穴のずれ度合いが大きいほど高値となる

3万7000円(手数料込みで4万3105円)で落札された実際の5円玉(裏面) ※画像:第129回入札誌「銀座」 Lot番号:424 5円黄銅貨 昭和24年 穴ズレエラー 状態:美品+
3万7000円(手数料込みで4万3105円)で落札された実際の5円玉(裏面) ※画像:第129回入札誌「銀座」 Lot番号:424 5円黄銅貨 昭和24年 穴ズレエラー 状態:美品+

穴ズレエラーは、穴のずれ度合いが大きいほど高値がつきやすいです。ずれが小さいものはさほど高値とはなりません。

また、製造技術の向上により発行年が新しいものほどエラーが発生する可能性が低くなるため、仮に令和の5円玉や50円玉の中に穴ズレエラーがあればさらに高値となる可能性が高いです。

穴ズレエラーは一目で分かるため、探しやすいです。両替やお釣りでもらった5円玉や50円玉の中に穴がずれているものがあればぜひ保管しておきましょう。お宝になること間違いなしです。

<参考>
第129回入札誌「銀座」 Lot番号:424 5円黄銅貨 昭和24年 穴ズレエラー 状態:美品+

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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