1993年:「うそつき解散」で、38年ぶりに政権交代!
2大政党制の潮流の中、解散総選挙は、政界再編の嵐の幕開け? 写真提供:フリー画像素材EyesPic |
※ 先進7カ国。メンバーは、日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ。Group of 7の略称。
一方、サミット直後に行われた第40回総選挙で、自民党は過半数割れ! 38年ぶりに政権交代が実現し、翌8月、7党1会派から成る細川連立政権(非自民)が誕生しました。解散前の宮沢(喜一)内閣は、政治改革を公約として掲げたものの、結局実現できず、野党提出の内閣不信任決議(※)案可決により解散! そのため、「うそつき解散」と不名誉な名前を頂くことに……。
※ 衆議院で国会が内閣を信任しないことを表明する決議。可決された場合、内閣は衆議院を解散するか、総辞職しなければならない(憲法第69条)。
2000年:失言続きの森内閣は「神の国解散」!
2000年7月21~23日の九州・沖縄サミットは、沖縄で開催。来たるべき21世紀に向け、世界の繁栄と安定を目指そうと、各国首脳でメールのネットワークをつくることになりました。一方、その約1ヶ月前に行われた第42回総選挙では、当時の森首相の失言がひびいたせいか、自民党の獲得議席は大幅減! 問題となった失言は、ある会合で口にした「日本の国は天皇を中心とする神の国である」という一節。これでは、支持率が一桁台にまで落ち込むのも当たり前?!次期総選挙は、日本政治のターニング・ポイント?!
さて、こうした過去の法則に従うと、次期総選挙は、洞爺湖サミットが予定される2008年ということになりますね。そして、その最大の焦点となるのが「政権交代が起きる?」。そう言えば、11月24日に行われたオーストラリアの総選挙では、野党・労働党が約12年ぶりに政権を奪還! 14年ぶりの「挑戦」となる日本は、果たしてどうなる? 政界再編のうねりも見え隠れする次期総選挙は、日本政治にとり大きなターニング・ポイントとなりそうな予感がします。【関連サイト】
●All About「よくわかる時事問題」のサイト
・疑惑の人物「守屋前次官」ってどんな人?
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・政治・選挙・税財政・少子高齢化のニュース
●その他のサイト
・100年後の歴史小説(過去の総選挙やサミット情報など)
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