こんな「半人前」はダメ!
お客様や取引先の人の前では、「私は一人前のビジネスパーソンです」という姿勢で |
ただし、半人前意識を持つときには、絶対に忘れてはならない、非常に重要な注意点があります。その注意点とは、
「半人前だと思うのは、自分の心の中だけ!」
ということです。
どんなに自分のことを半人前だと思っていても、お客様や取引先の人の前では、「私は一人前のビジネスパーソンです」という姿勢で振舞いましょう。なぜなら、たとえあなたが新人でも、入社数年の若者でも、異動したばかりでよく仕事内容がわかっていないとしても、そんなことは外部の人から見れば「関係ない」ことなのです。外部の人からは、「新人さん」ではなく、「○○社(あなたの会社)の代表」と見られていることを、決して忘れてはいけません。
これを忘れてしまうと、「ダメな半人前」になってしまいます。ダメな半人前とは、自分の経験が浅いことや、自分の知識不足を「言い訳」にして、いつまでも半人前の地位に甘んじてしまう人のことです。
「『自分は半人前だから』失敗してもしょうがない」
「『自分は半人前だから』完璧にできなくても、上司がフォローしてくれるだろう」
「『自分は半人前だから』許してもらえるだろう」
こんな態度でビジネスに臨んでいるようでは、周囲からの信頼は勝ち取れませんね。あなたの周りでも、「新人なのですみません」と、自分で言ってしまう人はいませんか? もし、あなた自身も、よく口にしてしまっているなら、今日からやめましょう!
良い半人前とダメな半人前の違い、わかりましたか? 正しく半人前意識をもって、楽しく学びあるビジネスライフを過ごしてくださいね。
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