そんな悩みを抱えたことありませんか? あなたの企画力を高める秘訣をご紹介します。
アイデアはどこで見つける?
企画に詰まってしまったら、机の前で頭を抱えていてもダメ。 |
企画書は、いわば頭の中にある『企み』を 、アイデアとして紙の上に吐き出したもの。
踊る大捜査線の青島刑事も言っていますよね。「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」って。企画も同じこと。企画書を書こうにも、企画のアイデアは机の前にはないのです。では、一体どこで見つけてくればいいのでしょう?
直接お客さんとコミュニケーションが出来る、商談などのビジネスの現場で、ふとしたきらりと光るアイデアのかけらを見つけた、という話、よく聞きますよね。でも、そのアイデアのかけらをより具体的に、ブラッシュアップして、具体的な企画に作り上げていく材料は、なんと見逃しがちなこんなところにあるのです……。
電車の中で企画力を磨こう
中吊り広告で企画力を磨こう! |
電車のなかにある、たくさんの中吊り広告は、企画力を磨くのにとても使えるアイテムなのです。
芸能人の話や、雑誌の見出しなど、面白い情報が多いので、中吊りを普段から読んでいる、という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
中吊り広告には、他のメディア広告と決定的に違うところがあるのを、ご存知でしたか? それはTVやラジオのCMや、看板などと違って、『時間をかけてゆっくりと見せることができる』ということ。というのも、電車の中の広告は、乗客が目的地に着くまでの一定の時間、しかも、中吊りは電車の中という、手持ち無沙汰の時間に、情報を提供している、広告メディアなのです。だから、他の何よりも「読んでみよう」という気持ちにさせやすいのです。
だからといって、小さい文字がビッシリ並んでいて読みづらく、「目を通すことすら嫌だ」なんて感じてしまう中吊り広告では、やはり読んでもらえません。ちゃんと読んでもらうには、読者つまり、ターゲットの興味を惹きつける、そんなワザをちりばめる必要があるのです。
この『半強制的に時間が取れるけど、興味関心を引かなければせっかくの時間が無駄になる』という具合が、ちょうどお客さんの前で企画書を開いてプレゼンをしている状態に似ているとは思いませんか……?
中吊り広告の読者を惹きつけるワザを、自分の中に取り入れて、アイデアのかけらを磨き上げる、企画力を鍛える方法を是非学んでください。
次ページでは、中吊り広告を使って企画力を磨く4つのポイントをご紹介します。