では、具体的にはどういう観点で中吊り広告から企画力を磨けばよいのでしょうか?ポイントを4つほどお話しましょう。

中吊り広告の4つの活用方法

  
プレゼンの企画力は中吊り広告で磨けるのです。
■中吊り活用法1:情報収集

ひとつめの方法は、情報収集。中吊り広告には雑誌の広告や、書籍の広告、イベントの告知などが多いですよね。ここから、マクロ・ミクロの両方の視点で、情報を収集することができます。

マクロな視点としては「現代ではどういうものが流行っているか?」というトレンドチェック。ミクロの視点としては、まさに自分に役立つ商品・イベントなどを探すという視点です。特に重要なのは、マクロの視点。「最近は、雑誌のテーマにしても、売れている本にしても、『健康』に関するものが多いな。健康ブームが到来しているのかな?」なんてことが思いつくかどうかですね。

■中吊り活用法2:切り口

企画の切り口を考えるにあたっても、中吊り広告というのは使えます。中吊り広告同士で競合したりしますので、各社そのあたり「読んでいる人に響く切り口」ということに工夫をしています。そこから知恵を学ばない手はないですね。

■中吊り活用法3:キャッチコピー

3つ目はキャッチコピーです。特に雑誌広告はこのあたりがうまいですね。どういう表現をすれば、読んでいる人が「もっと続きを知りたい!」と思ってくれるのか? どんな表現をすれば一瞬で「買いたい!」と思わせられるのか? そんなことを考えてみましょう。

時には疑問形を持ってきたり、データをチラ見せしてみたり。工夫は多いですよね。あるコンサルタントが言っていたことですが、「SPAは特にキャッチコピーが優れていて、すごく勉強になる。クライアントにもSPAのキャッチコピーから学ぶように言っている」とのこと。

■中吊り活用法4:レイアウト

レイアウトに関しても、学べる部分は少なくありません。B5ワイドサイズの中に、できるだけの情報量を盛り込みながら、読みにくいほどの詰め込みはしない。そのバランスは、企画書でも行なわれるべきです。

どうすると、文字量が多くても読みやすくなるのか? どうすれば、際立たせたいフレーズに目がいくようにできるのか? そんなことが学べるでしょう。

この4つのポイントを取り入れて、電車の中でも時間を活用して、あなたの企画力を是非鍛えてください。企画のアイデアに煮詰まってしまったら、机の前で苦しむよりも、電車に乗って街に出てみましょう! きっと素敵なアイデアを見つけて、すごい企画を立てられるはずです。

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