自分の話が思ったように伝わらない、そんな悩みを抱えている人が多いようです。原因はいくつかありますが、ひとつには伝えたい箇所が誇張されていないということが言えます。
つまり「ここが大事なポイント」だとわからない言い方をしているのです。そこで今回は、ポイントをしっかりと伝える「メリハリのある話し方」をご紹介します。

メリハリのある話し方とは?

話し方 電話
電話の際は、対面以上にメリハリをつけて話しましょう
よく「メリハリをつける」と言われますが、これはどういうことなのでしょう? 広辞苑で引くと「ゆるむことと張ること。特に邦楽で、音の抑揚をいう」とありました。(最近では、仕事にメリハリをつけるとか音以外でも使われています)「話し方にメリハリをつける」ということは、音に抑揚とつけること……つまり、強弱や音の高低を使って誇張するところをはっきりとさせるということです。

プロのしゃべり手とそうでない人の話し方を比較してみると、「メリハリのつけ方」の違いを挙げることができます。プロの技術の中で「声の強弱」を使うだけでもメリハリをつけることが可能です。

メリハリがない話し方とはどういうものかかは、話したことを録音して聞いてみるとよくわかります。録音したものを再生するときに、徐々にボリュームを下げていってください。メリハリのない話し方だと、どの言葉(声)も聞こえなくなってしまします。

●メリハリが付いていない話し方
はじめまして、私は山本商事の田中一郎です。

しかし、メリハリのある話し方をしている人の場合は、ボリュームを下げて行った時に、何箇所かの言葉は音が残っているはずです。この残っている部分はしっかりと誇張して話しているからです。

●メリハリが付いている話し方
 はじめまして、私は山本商事田中一郎です。

聞いている人たちは、最後まで耳に残る言葉を「ああ、ここは伝えたいポイントなんだ」と意識します。メリハリがついている話し方が出来る人は、自分の伝えたいポイント(伝えるところ)を、相手にしっかりと伝えることが出来るわけです。

次のページで、メリハリのつけ方のポイントをご紹介します。