もっと相手との距離を縮めたいとしたら、少し踏み込んだ話題をするほうがいいでしょう。今回は、相手との関係を深めるのに、さりげなく使える話題をご紹介します。
自然に会話しやすい共通のネタ
かしこまらない所で、さりげなく話題を投げかけるほうがいいですね |
「こんにちは。今日はいい天気ですね」
「昨日のニュースでみましたが……」
「テレビで宣伝していた映画ですが……」
このような会話のきっかけ作りが出来るなら、さらに相手との関係を円滑にするために、もう少しプライバシーへ踏み込んだ話をしていきます。
そうは言っても、いきなり根掘り葉掘り聞くと相手は警戒してしまいます。今までとは違う会話のアプローチが必要ですね。そんな時に使えるのが「国民の休日」。たとえば「ゴールデンウィーク」「夏休み」「冬休み」「お正月」といった、誰にも関心を持たれやすい共通のネタです。
休日の話題はプライベートな領域の話です。さり気なく聞くことが出来るのは「特別な国民のイベントの日」だからです。
「先週の休日にはどうしていましたか?」と尋ねるのは、相手との関係によっては唐突になりすぎてしまいます。
ところが……
「ゴールデンウィークですね。何かご予定はあるのですか?」
「夏休みは何日くらい取ることが出来るのですか?」
「お正月は、ご家族とご一緒ですか?」
こんなプライベートな質問でも、不自然な感じを持たれずにさりげなく答えてもらえたりします。それは今までよりも相手のプライベートゾーンに足を入れることが出来たことになります。すると共通の話題も見つけやすくなり、次のタイミングでの会話がスムーズに運びます。
もし相手が話したがらない場合は、決して無理強いせずに話題を変えましょう。プライベートを話したくない、という考えの人もいます。しっかりと反応を見ながら話をすすめていくことが大切です。
次のページで、効果的な話題の使い方をご紹介します。