断らずにチャレンジすること。「とりあえず、YES!」の精神が大事 |
「できません」人のパターンは、
・任された仕事そのものが未経験で能力を超えている
・社会的・倫理的に見て、仕事そのものが自分の考えに相容れない
・プライベートの用事があり、残業ができない
の3つに大別されます。以下、それぞれについて考えてみましょう。
任された仕事そのものが未経験で能力を超えている
「とりあえず、YES!」の精神が必要です。この姿勢がない限り、一皮剥けることは難しいでしょう。成長実感を得るためには、ある程度の負荷を継続的に掛けることが必要です。まずは「チャンス!」と捉えましょう。重要なことは日頃のコミュニケーションです。一番やってはいけないのは、期限になり上司に仕事の報告をする際に、「まだできていません」と報告することです。ハードルの高い仕事を受けた際はまずは一意専心で取り組んでみて、仕事に対する姿勢を上司に理解いただくことです。
夜遅く11時頃、敢えて上司に連絡を取り、作業プロセスを報告することは有効です。「10時間掛けて、ここまで進捗できました。申し訳ございませんが、この仕事を完遂するには今の期限では収まらない見込みです。」といいます。
すると、上司は「じゃあ、いつまでであれば完遂するのか?」と聞くはずです。」そこで、あなたは「明後日の夕方5時までには完了できます。」と答えます。このコミュニケーションの流れであれば、「よし、わかった。期限は何とかする。頑張れ!」というものです。
つまり、作業プロセスをきちんと前倒しで伝えることによって、一生懸命さが伝わり、期限については情状酌量の余地ありと判断されるのです。是非とも実行いただければ、これまでの評価が変わると思います。
次のページでは、引き続き、「できません」人の残りのパターンについて考えていきます。