外資に転職「最初はケンカもした」
▲乙部さん流「外資で上手に働く法」を伝授。ブログ『ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記』更新中 |
乙部:英語力はサービスをする上では困らないレベルだと思います。今は仕事で英語を使う機会は少ないですね。でも昨年(ライブドア新プロ野球球団監督に就任予定だった)オマリー監督とお話したぐらいです。All About特集「プロ野球再編問題」、All About「語学を活かせる仕事」
―――やはり日系と外資系とでは、企業文化が異なるのですか?
乙部:全然違いますね。最初に就職した日系の会社は、とてもしっかりした会社でした。それと比べて外資の自由さにビックリしました。それでも私はその国の会社に入社したわけです。「私がこの国の文化に慣れなきゃいけない」と思って仕事をしていました。そのおかげで、楽しく仕事ができました。
―――なるほど。逆に外国出身の方で日本企業に就職して活躍している人は、日本文化を学んでいると聞きます。順応性はかなりあるのでは?
乙部:そうですね。最初はかなりケンカしましたけど(笑)
客室乗務員時代学んだ「ホスピタリティ」
―――意外ですね。自分の意見はストレートに言いますか?乙部:もちろん、言うときは言いますよ。
―――客室乗務員の仕事を通じて、どんな経験が得られましたか?
乙部:相手の気持ちを察する「ホスピタリティ(おもてなし)」の姿勢でしょうか。客室乗務員の役割は、お客様に気持ちよく旅をしていただくことです。ところがその“気持ちよい”基準は、お客様によって大きく異なります。
お客様によっては、CA(キャビンアテンダント)と直接コミュニケーションを取って、たくさんサービスを受けたい方もいます。その一方では、とにかく寝ていたいから、構わないでほしいという人がいます。