フリーのキャリアカウンセラーとして、執筆やメディア出演、社員研修などに大活躍する藤井佐和子さん。カメラメーカーの海外事業部でキャリアをスタートさせ、フリーの人気キャリアカウンセラーになった。そのキャリア成功術は、「よくばること」にある!? 今年4月に新・社会人を迎えるフレッシュマンに贈る。

Contents
・どんな仕事も引き受けた模索時代
・価値観の共有が大切
・人気キャリアカウンセラーの成功術

藤井さんの新人時代

藤井佐和子さん
藤井佐和子さん 大学卒業後、カメラメーカー入社。その後、総合人材会社で延べ1万人以上のキャリアカウンセリングを手掛けた。現在は独立して「ウーマンズキャリアプロモーション事務局」主宰、キャリアカウンセリング、女性向けセミナー、執筆など多方面で活動中。
―――藤井さんは、どんな新入社員時代を過ごしましたか?

藤井:私は英語を使った仕事をしたくて、カメラメーカーに就職、海外事業部に配属されました。入社前は、世界を飛び回ってバリバリ仕事をするイメージを抱いていましたが、実際はデスクワーク中心で英語は使うものの海外出張などありませんでした。そのギャップはかなり大きかったですね。

それでも3年続けようと心に誓いました。1年目は覚えることがたくさんあったけど、2年目になれば自分で仕事を進められる。だから3年目にこの仕事を続けるべきか見極めよう、と決めました。

結局、2年目の終わりぐらいに、周囲の人が同じ仕事を10年以上続けているのを見て「自分もこうなるんだろうな。この仕事にそれほど興味は持てないな」と思い、3年半で会社を辞めることにしました。

どんな仕事も引き受けた模索時代

模索時代
藤井佐和子著『これで採用!! 転職完全サポートブック』 人材紹介のキャリアカウンセリング経験も豊富な藤井さん。転職の盲点を鋭く突いている。
―――その時点では「キャリア」関連のお仕事は考えていなかったのですね。

藤井:正直なところ、私自身も自分が何をやりたいのか分かりませんでした(笑)。ですから自分に回ってきた仕事は全部トライしました。知り合いの仕事を手伝うこともあったし、派遣で受付やコンパニオン、ウェイトレスなどの仕事も経験しました。

その中で「人と接する仕事が楽しい」というキーワードが浮かび上がってきました。

そんなとき、派遣先の総合人材会社から「当社でも派遣事業を立ち上げるから正社員にならない?」と誘われました。仕事も面白そうだったし、会社の雰囲気も明るく、みんな楽しそうに働いていました。「ここだったら正社員でやっていけそう」という直感で入社しました。

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