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「憧れの経営者」総合順位発表(2ページ目)

なんでもランキング「憧れる経営者は?」の集計結果を発表。見事、第1位に輝いたのは―――。本人の受賞のコメントも掲載!

執筆者:角田 正隆

堂々第1位 日産 カルロス・ゴーン社長兼CEO

日産自動車 カルロス・ゴーン社長
日産自動車 カルロス・ゴーン社長兼CEO 日本の経営史にその名を刻んだ
瀕死の日産をわずか2年でV字復活させ、すべての日本人に鮮烈な印象を残した。第1位は日産自動車のカルロス・ゴーン社長です。今、話題の経営者を抑えての堂々の1位でした。日産広報部のご協力を得て、カルロス・ゴーン氏から、受賞の喜びと読者へのメッセージを頂戴しました。

プロフィール 54年ブラジル生まれ。78年フランス国立高等鉱業学校卒、タイヤメーカーの仏ミシュラン入社。北米ミシュラン社長を経て、96年仏ルノー入社。同社上級副社長を経て、99年日産COO就任。01年より社長兼CEO



オールアバウト読者の皆様へ

日産が苦境に陥っていた6年前、誰もが会社は絶望的な状態で、再生は無理だろうと考えていました。今回のランキング結果は、日産が復活した証のみならず、確かな業績をあげる企業として認められたことを物語っています。大変光栄に思います。ありがとうございます。私たちはこれからも業績向上を目指していきます。有言実行を第一とし、皆様のご期待を上回る商品、サービス、そして技術革新を提供していきます。

日産が掲げる 「SHIFT」、つまり変革、には勇気が必要です。従来とは違ったことを行うのは容易なことではありません。結果を出すことで信用を勝ち取り、周囲の人たちと信頼関係を築くことで自信を持つことができます。皆様がキャリアアップを目指す過程で、信用できる、また何かを学べる相手が見つかることを願っています。リーダーとしての経験から、成功の5%は計画、あとの95%は実行にあると考えています。皆様自身のモチベーションがその95%を可能にするのです。

ご成功をお祈りしています。

日産自動車株式会社
取締役社長兼CEO
カルロス・ゴーン



お忙しい中、コメントいただき、ありがとうございました。

ゴーン氏は、ブラジルに生まれ、フランス、アメリカ、日本で活躍したワールドクラスの経営者。極めて日本企業的な体質だった日産を徹底して改革したゴーン氏に憧れる読者が多いのは当然だと思います。

ゴーン氏の有言実行の姿勢、リーダーシップに、大いに励まされた人も多かったのではないでしょうか。読者のコメントも「有言実行、この人について行けば間違いない」(男性 36 東京都)、「多くの日本企業に多大な影響を与えた人物」(男性 39 兵庫県)と絶賛でした。

年代・男女別に集計結果を分析すると、特に30代の男女から強い支持を集めました。強靭な意志を持った経営者であるゴーン氏ですが、「家族を大切にしている」(女性 36 埼玉県)と、意外と女性からの票を集めていたのが印象的でした。

ゴーン氏は、2005年5月ルノーのCEOに就任する予定。日産のCEOを兼任しながら、世界を舞台にさらなる活躍を見せてくれるでしょう。

ゴーン氏に寄せられた熱いメッセージ

男性 36 東京都
 「有言実行、この人について行けば間違いないと言う信頼感。社員に希望をもたせてくれそう。」
女性 34 千葉県
 「うちの会社もゴーンさんが来てドラスティックに大変革してほしい!」
男性 48 栃木県
 「落ち目で封建的な企業を再生したばかりでなく、魅力在る製品群を世に送り出した。」
女性 33 神奈川県
 「過去のしがらみにとらわれず、ガンガン改革を推し進めるところ。明確なビジョンをわかりやすい言葉で示しているように見えるところ。」
女性 36 埼玉県
 「日本人にはなかなかいないタイプ。仕事はきっちり、でも家族は大切に。」
男性 30 大阪府
 「トップの顔が見える企業のあり方を教えてもらったような気がした。」
女性 35 大阪府
 「冷静沈着。ビジョンやポリシーがある。 常識にとらわれず、改革のためには切るべきところは切るが、現場の声を聞こうとする姿勢や残ったのものたちへの配慮も忘れない。だから、冷徹とは言われない。」                 
男性 51 群馬県
 「有言実行で見事に「改革・改善・再生」等々、 短期間で成し遂げ、且つ、自ら広告塔となり、 イメージUPにも成功された実績です。」
男性 33 神奈川県
 「『ヴィジョンの共有』『コミットメント』『リバイバルプラン』などその後の日本の経営に影響を与えたワードも多い。」
女性 30 千葉県
 「就任したての頃の大リストラには驚いたが、その後確実に利益をあげている点に、潔さと力量を感じます。」
男性 40 大阪府
 「旧態然としたスタイルを鮮やかに変えながら、日本のこともちゃんと知ろうとしている。」

>さて、第2位は誰でしょう?

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