時間の予算
『スイッチ・オン』では、やりたいことの実現には、時間的な裏付けが必要と考え、時間という限られた資源を適切に配分する「時間の予算」を設定する。まるで“時間割”のように、自分自身の1日のスケジュールを組む。最初はちょっと窮屈な感じがするが、初めからパーフェクトを目指さず、徐々に“打率”を高めるように、自分の理想に近づこうと提案している。
生き方切り替え術
この本のサブタイトルは「あなたの生きかた切り替え術」。現状に何か不満を抱いていて、どうすればその生き方を変えるきっかけが得られるか? と考えている人にとっては、他の手法からも多くのヒントが得られると思う。最後に簡単にこの本のストーリーを紹介しておきたい。
ストーリー
この本の主人公は、なに不自由なく、それなりにエリートコースと呼ばれるキャリアを歩み、典型的なアメリカの家族を築いた男。周囲から見れば、幸せそのものとしか言いようがないが、男は何となく自分の生き方に疑問を感じ始める。「自分は何のために出世競争を繰り広げ、あくせく生きているのだろうか?」
この日を境に、主人公は“自分探しの旅”を始める。「師」となる教授と出会い、教授が紹介する素晴しい仲間と出会いながら“目的志向”の人生を見つけてゆくのだ。
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