「職歴」を「計画」すること

キャリアプランニング
キャリアプランニングは「旅の計画」に似ている
社会に出て4~5年ぐらい経つと、あらためて「今後のキャリア」を考えるようになります。でも「キャリアプランニング」といわれて、ピン! とくる人は少ないでしょう。人事や人材関連の“プロ”にも、定着している言葉ではありません。

まず、言葉を分解して考えましょう。キャリアは「職歴」のこと。プランニングは、「計画している」こと。つまり、キャリアプランニングとは“自分の職歴の未来を、自分で計画している”状態をいいます。

キャリアプランは「旅の計画」に近い

ではキャリアプランニングは、具体的に何をするのでしょうか? 「海外旅行の計画」を例にして考えてみましょう。

1.情報を集める
海外旅行に行きたいと思ったら、まずガイドブックや知人から情報を集め、行きたい旅先をリストアップするでしょう。

2.希望・条件を確認する
次に考えるのは、「楽しみ方」「予算」「日程」などの主要な条件です。これがはっきりしないと、どこに行くか絞り込めません。名所旧跡を訪ねたい人と、マリンスポーツを楽しみたい人では、まったく行き先が異なります。

3.旅のテーマを考える
旅先候補と条件を考慮しつつ、どんな旅行にしたいかイメージします。この段階で、「1週間ぐらい南国のビーチでスポーツなどをして楽しみたいなー」といった旅のテーマが固まります。

4.作戦を立てる
次に旅のテーマを実現させる作戦を立てます。例えば、日差しの厳しい日中は激しい運動を避けたり、雨が多い土地であれば、雨天の場合の代替案をあらかじめ考えておく必要があります。ビーチでスポーツを楽しむといっても、多種多様な種目がありますし、ハードすぎても危険なだけです。

5.行動計画を作る
最後に、旅の主題や作戦をベースに具体的な行動計画を作成します。日程に無理があったり、余裕がありすぎたりしないように、旅を最大限に楽しめる計画をスケジューリングします。

キャリアという「旅」を計画する

キャリアプランニングの手順も「旅の計画」と同じです。どういう業界に身を置くべきか慎重に情報を集めるでしょうし、最低限××円の月収が必要など譲れない条件を再確認します。そして「10年後にはこんな風になりたい」という将来のイメージを思い描き、それを実現するために、どんな手段を取っていけばよいか考える。さらに、××歳までに○○という資格を取得する、というような具体的な行動計画を立てるのです。

次回は「キャリアプランを作成する目的」を説明します。

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キャリアプランを考えてみよう [All About シングルライフのマネープラン]
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