ポリティシャンvsステーツマン
▲志ある若者たちと (右から)井上智弘君、岩田孝一君、武藤靖君 |
村越:僕は人のために、より多く「還元」できる“プロ政治家”を目指しています。特定のテーマや国会対策に特化する“族議員”ではく、オールマイティーな政治家になりたい。僕が目指すのは、ポリティシャン(政治屋)ではなく、ステーツマン(政治家)です。
―――これから政界を目指す人にアドバイスをお願いします。
村越:大いに夢を語り、その夢に向かって邁進してください。自分の夢に対して「無理」と言う人とは、付き合わなければいい。自分の夢を応援してくれる仲間やブレーンを持つべきです。お金なんて必要ないんです。チャンスは公平です。一生懸命努力すれば、必ず道は開けるのです。
衆議院議員 村越 祐民 氏 プロフィール
コラム:「政治とカネ」~選挙費用の実態~かつて国政選挙は「2当1落」(選挙資金2億円で当選。1億円なら落選)などと言われていたが、最近の状況は大きく変化している。小選挙区制の導入と公職選挙法が改正によって、候補者の競争条件は平等になりつつある。選挙区が狭くなれば、選挙コストは下がる。選挙費用には上限が課せられ、公費で負担される選挙費用も多い。最近は「マニュフェスト」が注目され、政策そのものが問われている。「政治はカネ」ではなくなった。 一部の政治家は、政治の透明性を求める声に応じて、ホームページで自らの選挙資金の内訳を公表している。それを見ると確かに、規模が大きくなれば必要となる選挙資金も増えるようだ。 しかし、小規模な選挙からスタートして、徐々にステップアップすれば、それに応じて周囲のバックアップも増える。夢を諦めずチャレンジしてほしい。 市町村議会議員の選挙費用 ・藤代町 小泉眞理子氏 平成15年実績 787,358円 ・富山市 志麻愛子氏 1,130,420円 後援会の年度会計も公表 ・飯塚市 えぐち徹氏 平成12年実績 公費負担控除後 642,009円 ・三鷹市 増田仁氏 公費負担控除後 406,947円 衆議院議員の選挙費用 ・中田ひろし氏(現横浜市長) 第42回衆議院選挙 3,002万円 参考 ・参議院議員 江田五月氏「政治資金と選挙資金」 |
▼関連リンク
・大田区区議会議員 田中 健 氏「25歳銀行員が区議会議員に」