ビジネス本を100%有効活用する方法
ビジネス本を有効活用するには、インプットよりもアウトプットを重視しなければならない |
■方法その1:会社の社内研修や、社外のビジネス・セミナーをイメージして、自分が先生になったつもりで、学んだ内容を人に解説してみること。自分が「プレゼンテーション」や「ロジカル・シンキング」の講義の先生になったつもりで、ビジネス本を読みながら、講義資料を作ってみます。そして、周りの人に自分の講義を聴いてもらいます。最初は気恥ずかしいかもしれませんが、先生になったつもりで頑張ってみてください。説明をしてみると、自分が分かったつもりでいても説明できないところ、十分に理解していなかったところが如実に分かります。また、分かりやすく説明しようとすると、本に書いてあったことが腑に落ちて、自分の言葉で説明できるようになってきます。
■方法その2:自分の周囲でこの人は「デキる」という人を見つけ、その人の行動とビジネス本に書いてあった内容を照らし合わせて見ることです。「デキる」人の行動で、本に書いてあった内容と同じところは、「なるほど!実際に実行すると、このように上手くビジネスを回せるんだ!」と納得し、自分でもまねするようにします。一方で、「デキる」人の行動と本に書かれている内容が違う場合は、「何故違うんだろう? 自分だったらどう行動するか?」を、腑に落ちるまで考え続けることです。どうしても納得できない場合は、これは自分には合わないと判断しても構いません。本に書かれていることは、100%正しいわけではありません。鵜呑みではなく、自分自身の判断軸で本を評価する姿勢を身につけてください。
大切なポイントは以下の2点です。
■インプット(読むこと)よりもアウトプット(使うこと)に、時間を十分に使うこと。割合をイメージとしては、インプット2:アウトプット8くらい
■腑に落ちるまで考え抜くこと、自分の言葉で解釈しなおすこと
これを繰り返し行うことで、本を活用して、ビジネス・スキルをどんどん身につけられるようになります。是非試してみてください。
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