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ヨーロッパヘビトカゲ
撮影協力:熱帯倶楽部

ヨーロッパヘビトカゲ

学 名Ophisaurus apodus
別 名:バルカンヘビガタトカゲ英 名:European Glass Lizard分 布:バルカン半島から西アジア(ギリシャ、クロアチア、ヘルツェゴビナ、マケドニア、モンテネグロ、アルバニア、ブルガリア、トルコ、レバノン、カスピ海沿岸地域、シリア、イラン、イラク、アフガニスタン、イスラエル、ヨルダン全長:120cm

ヘビトカゲの仲間の代名詞とも言える有名なトカゲです。

東ヨーロッパから西アジアにかけて広く分布し、ブルガリアやギリシャの東部から黒海北岸の個体群をOphisaurus apodus thracius として、それ以外の地域の個体群を基亜種Ophisaurus apodus apodus として2亜種に分けるという説もあります。

大型のヘビトカゲで四肢はありませんが、トカゲの仲間ですので、ヘビにはないまぶたと耳孔の存在でヘビとは見分けが付きます。
一般に成体は褐色で弱い金属光沢がありますが、幼体は灰褐色で小さな黒斑が入る場合が多いようです。

乾燥した荒れ地や草原、岩場などに生息し、ぎくしゃくとした動きではありますが、瞬間的な動きは素早いです。

動物食性で、野生下でも飼育下でも、さまざまな動物性のものを食べ、解凍したマウスや死んだコオロギ、生肉なども食べるようです。

メスは6-12個の卵を巣穴や木のうろなどに産みますが、孵化までの6週間ほどの間、保護します。しかし、この間に卵を食べてしまうこともあるようです。

長命で知られ、飼育下では50年以上も生きた記録があるようです。

ヘビトカゲの仲間といえば異形中の異形といった表現が似合うのですが、なんといっても本種は、大型になり存在感があること、そして何よりも図鑑等で古くからその姿が知られていることから際だっています。

そのため本種のファンは多く、さらに飼いやすいことも拍車となって人気が高いトカゲです。
かつてビバリウムガイド誌で、冨水明さんが、その独特の動きから「ある種の『云々』」と、本種を知る多くの方から「なるほど」と思わせる表現をしたことで、さらに注目を集めた種類でもあります。

生理的に、受け付けない方も多いかもしれませんが、非常に優れたペットリザードと、私は考えますが、いかがでしょう?

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 東ヨーロッパから中東、西アジアに広く分布する
  • 最大のヘビトカゲ
  • 飼育下での長命が知られている
  • 卵生
  • 飼育はしやすいらしい
飼育の基本情報
飼育容器 60cmクラス以上の容器で床面積が広いもの
温度 ケージの下にフィルムヒーターを敷き、夜間は光のでない保温球を利用した方がよい
照明 やや弱めの爬虫類用蛍光灯を使う
床材 ヤシガラ土などの保湿性がある素材。潜れるように厚めに敷く
容器内レイアウト 大きめの水容器を設置する
昆虫類、ピンクマウスで良い。慣れれば配合飼料も食べるらしい
基本的な世話 地表性トカゲの飼育に準ずる
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。