中央にある閲覧室(天井部) |
建築家は世界的にも有名なノーマンフォスター、そして照明デザイナーはルーブル美術館のガラスのピラミッドを手がけたクロードエンゲルです。この作品は、建築家と照明デザイナーのコラボレーションによって、更に素晴らしい建築物となった良い例でしょう。
中央にある閲覧室(床面) |
中央に位置するシリンダー状の閲覧室の部分では、上部とガラス天井の境に投光器が隠されています。この空間の照明は、この他に階段の足元灯だけです。閉館時間のことを考慮すると、これで十分なのかもしれません。
このような照明は、すべて電球色のランプで統一されており、日中の光と対称をなしています。照明器具やランプは、出来るだけ人の視線に直接入らないための工夫がされており、目にも優しい光です。
次のページでは、外に目を移して見てみましょう。