夜型生活者の増加


電灯照明の発展とともに現代人は夜型の生活に移行してきています。そのため夜の睡眠時間が短くなっている人が増加しています。最近のデータでは小学生の子供ですら就寝時間が夜中にずれ込んでいるとのことです。

また年をとるとメラトニンという誘眠するホルモンが少なくなり、夜に目覚めたり深い眠りに付くことが難しくなります。脳で生産されるメラトニンの量は10代をピークに年々減少し、60代以上では微量になります。この結果いつも睡眠不足になりがちで昼に眠くなり、昼寝をするとさらに夜に眠れなくなるという悪循環に悩まされます。

昼間明るく、夜暗く


大昔と違って屋内労働者が大半の現代人は日中でも昼間の自然光を十分に浴びることができなくなっています。逆に夜、家に帰ると煌煌と明るい照明のもとで生活をしている人が少なくありません。そのような生活を長くしていると自然に体内時計が狂っても決しておかしくはありません。

先述のメラトニンは明るさに反応します。例えば夜、ベットルームが明る過ぎるとメラトニンが抑制され、眠気が覚めたり睡眠が浅くなったりするのです。すると当然昼間に眠気が襲ってきます。

私たちは今日気軽に海外旅行をすることができます。しかし行き先によってはとてもきつい時差ぼけがおこります。昼間眠くなるのは一種の時差ぼけ状態です。

調光点灯から徐々に明るくなるタイマーリモコンの使用例(松下電工のカタログより)



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