照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

高級感と広がり ウォールウォッシャ照明(3ページ目)

壁面を均一に明るくするウォ-ルウォッシャという照明手法をご紹介します。部屋を広く見せる効果があるので最近では住宅でも使われます。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

壁面照明の効力


4.凹凸のある壁面
ウォールウォッシャ器具は連続配灯により美しい壁面照明を可能にします。一般に器具は壁より1m前後離して取り付けられ、その距離と同じかやや広い器具間隔で配灯すると均斉度の高い壁面照明を可能にします。

ウォールウォッシャ効果をより高めるためには壁面が明るい仕上げであることが必要です。さらに表面の仕上げが拡散反射するマット状のものや多少凹凸のある仕上材が質感を強調してより効果的です。光沢のある壁面は上記のような器具だと壁面に器具の輝きが映りこんで綺麗ではありません。

さらに壁面照明の効力を高めるには壁面照明以外の部屋の全般照明をできるだけ暗くすることです。そうすることによって空間に広がりが生まれ、高級感が高まってきます。壁面に絵画でも飾られていたらまるで美術館のような雰囲気が創造されるに違いありません。

<関連記事>
「部屋の広さに適合 ダウンライトの選び方1」
「得する電気代 ダウンライトの選び方2」
「空間を演出する ダウンライトの選び方3」

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