インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

窓明かりを楽しむ生活 カーテン照明(2ページ目)

カーテンを光らせる照明手法をご紹介します。細型の蛍光管が開発されたので、カーテンボックスに内蔵させてもすっきり見せることができます。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

カーテン照明の雰囲気造り


写真4.昼間のは外の様子が見える
細型の蛍光ランプはいくつかの光色かありますが基本的に白い光と電球色になります。カーテンボックス内に使用する場合、ランプ交換はさほど難しくありません。カーテンの色替えのときにランプの光色を替えても良いし、夏は白い光で冬に電球色と、季節によって使い分けるのも良いでしょう。

カーテン照明はカーテンの色を反射させるので、部屋のあかりを少し暗くして使用するとカーテンの色味が強調されます。照明は同じでもカーテン地の色を替えると部屋の印象がだいぶ違って見えます。また、レースを使用すると効果的です。昼間は外の景色がレース越しに見えますが、夜は照明でレースが明るく光ってネガとポジの関係になります。(写真4.5 CGによるカーテン照明効果)

写真5.夜はカーテンが暖かく照らされる
カーテン照明はカーテンボックスの中に光源を入れるだけではありません。カーテンから70~80cm離した位置に拡散光のダウンライトを1mピッチくらいの間隔で配灯した場合でも期待できます。この照明手法でもカーテンの色や質感が強調されます。

さらにスポットライトやスタンド器具でカーテンの一部を照明する方法もあります。いずれにしても明るいカーテンは空間に広がりをもたらします。機会があれば簡単な方法から試してみることをお薦めします。


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