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一目で効果がわかる 照明模型(2ページ目)

建築やインテリアを検討するときには模型を作ってみるのが一番分かりやすいですね。今回はその模型に光を入れる方法をご紹介します。つくる作業も意外と楽しいですよ!

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

照明効果の違いを比較する


写真3 和紙の壁紙を使用した例。
さて、模型で一番難しいのが照明器具の製作です。一番良く使われそうなのがダウンライトです。ダウンライトは模型用のランプが入るニューム管と言われる細い管や皮細工用のハトメをダウンライトの配灯パターンに併せて天井に差し込みます。(写真ー2)この管の中に模型用の電球を入れれば実際のダウンライトに近い照明効果が得られます。

次に多く使われる乳白カバーつきシーリングライトはピンポン球のような光を透過するものを1/3 くらいにカットして天井に貼り、その中に模型用ランプを入れるなどの工夫をします。

写真4 木目調の壁紙を使用した例。
そのほかのシンプルな器具は模型の制作になれた人ならさほど時間をかけずしてできると思います。内装や家具などのディテールに凝るほど照明効果にリアリティが得られますが、ちょっと簡単に感じだけ見たいということであれば途中プロセスの省略が可能です。

写真-3,4は家具は変えず、照明と内装材を変えてみたものです。比較してみると照明器具と配灯位置に対して内装材を変えるだけで雰囲気や照明効果が大きく変わることが比較して分かります。

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