室内に木陰を作ろう
写真3.心地よい木陰
しかし曇天では木陰は生じません。つまり晴れた快活なイメージのポイントは光と影なのです。それを室内で演出することは、それほど難しいことではありません。
少し大きめの観葉植物があれば、そこにスポットライトを当てるだけで床面や壁面に影を映すことができます。観葉植物は葉の形が小さいほうが良く、またスポットライト器具の設置は仮設でもかまいません。どこかに挟み込めるところがあればクリップ式のスポット器具で十分です。
写真4.スポットライトで木影を演出している例
写真5.窓際の植物もいきいきとして見える。
このような演出はできるだけ窓際で行うと良いでしょう。曇天でも外光と一体になることでより太陽が差し込んでくるような効果が期待できます。さらに色物の花が飾られてあれば、それか明るく照らされることで部屋がより明るく華やいだ気分に駆り立てられます。
毎日のように続く陰鬱な梅雨空もこのような人工光で、間違いなく気分は改善されるはずです。
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