インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

シーリングライトの賢い選び方(2ページ目)

天井につける乳白カバー付きの器具、シーリングライトを選ぶときの注意点をご紹介します。価格やカタログのイメージだけに左右されず、しっかりチェックすることが大切です。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

価格だけがすべてではない


写真3.寝室では調光機能付きが便利
8畳から10畳用であればネットを利用すれば1万円前後で購入することが可能です。しかも商品によっては調光機能まで付いたものもありますが、なぜそのように安いのか、といった理由を考えねばなりません。一方で高価なものは10万円を超えるものも少なくありません。

蛍光灯シーリングライトは以下の点に注意して選びましょう。

1、室内の明るさ
点灯している蛍光灯シーリングライト器具は真下から見たときの明るさと斜めから見たときでは器具の輝きが違って見えますが、その違いが大きいほど部屋の隅が器具の直下より暗くなることを意味します。部屋のコーナーがあまり明るくないほうが良い場合はいいですが、コーナーに置かれたソファーで雑誌や新聞を読む習慣のある人は別にその部分を明るくしてくれるスタンドを併用することが望まれます。


図1.省エネ性マーク
2、省エネ
省エネルギー達成率が100%を超えている器具には右図のような緑色のマークが付いています。この数字が大きいほど省エネ商品と言われていますが、これは器具に内蔵されている蛍光ランプの発光効率の良し悪しを言っており、必ずしも器具自体から出る光の総量が高いかどうかを表しているわけではないので注意しなければなりません。

3、ランプ寿命
器具に内蔵されている蛍光ランプの寿命は長いほど良いですが、短いもので6000時間、長いもので15000時間を超えるものもあります。

次の頁では、「まだまだある、シーリング選びの注意点」についてご紹介しています。
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