洗面/洗面・サニタリーの新商品・トレンド

限定販売 ビビッドカラートイレ

住まいの設備機器や建材は日進月歩。このコーナーでは、そんな新商品やショールームオープンなどの情報をお届けします。今回は、ビビッドカラーを組み合わせたシャワートイレ一体型トイレです。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

新商品
「サティス カラーズ(SATIS Colors)」
「サティス アステオ カラーズ(SATIS ASTEO Colors)」 [INAX]


こんな色の組み合わせ見たことない!

鮮やかなレッド・ブルー・イエローを大胆に組み合わせた「サティス カラーズ(SATIS Colors)」。 DV-218-L1/BW1、GBC-901S/BW1  300,000円(税込315,000円) 床排水タイプ、施工費別途
最近の住まいづくり関連のデザイン傾向を、大雑把に、ひとことで言うと「シンプルモダン」なのではないでしょうか。水まわりの設備機器においては、その傾向が強く見られるような気がします。

特に、衛生陶器であるトイレのデザインは、シンプルでシャープなものがほとんど。そして、色味というと「白」がメイン商品となっています。数年前は「紺」や「えんじ」「茶」など高級感のある(?)濃いめのカラー、「ピンク」や「ブルーグレー」などパステルカラーなどもみられますが、ここ最近の主流はやはり「白」。

そんな中、今回注目したのは、ビビッドカラーを組み合わせたシャワートイレ一体型の便器。白にしろパステルカラーにしろ、便器は単色なもの、という常識を破った斬新なデザインにちょっとびっくり・・・。

家具のように空間に置いてみたい・・・

ホワイトにレッドを組み合わせた「サティス アステオ カラーズ(SATIS ASTEO Colors)」 。
DT-258A-L2/BW1、GBC-500S/BW1  290,000円(税込304,500円)床排水タイプ、施工費別途
トイレの色への建築家やデザイナー要望は、一般の住宅でも店舗でも使用できて、和風・洋風どんなテイストを使いやすい「より白い白」が主流だそう。とはいえ生活者からは、トイレ自体に色がついたものが欲しいという要望もあるとか。そのような環境の中で、今回の商品は、誰にも好まれる便器の色は「白」であるという前提に立ちながら、原色のカラーの大胆な組合せを提案することで、さらに新しい感覚のトイレ空間が実現可能になると判断して発売されたといいます。

このトイレを見たときに私が思い出したのは、オランダの建築家である、ヘリット・トーマス・リートフェルト(1888~1964)の椅子『Red & Bule 』です。

詳しくは、【デザイナーズファニチャー】サイト 石川尚のプレス・レポート#16をどうぞ【保存版】リートフェルト展・前をどうぞ。

ビビッドなカラーを組み合わせたリートフェルトの椅子のように、そのカラフルなデザインが空間を大きく変えることになる気も・・・。もし、私が取り入れるとしたら、内装には白系を選んでその中に主役として置いてみるか、思い切りナチュラルな自然素材の空間に家具のように置いてみるか。このトイレを使った施工実例を早く見てみたいと思います。

次ページでは、機能をみていきましょう。
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