壁と窓から出入りする音

前回の床編に続き、今回は壁・窓を通して住戸間で伝わる音について考えてみましょう。マンションでは、上階から聞こえる足音だけではなく、隣の住戸との境の壁を通して入ってくる話し声やテレビの音なども気になることがあります。

夜中の交通騒音は安眠を妨げ、健康を損なうかも知れません。交通量の多い立地ではしっかり遮音対策が取ってあるか確認を

夜中の交通騒音は安眠を妨げ、健康を損なうかも知れません。交通量の多い立地ではしっかり遮音対策が取ってあるか確認を


時には煩わしく、そして「もしかしてうちの音も聞こえているのでは?」という心配のタネにもなります。また、夜中に窓から飛び込む交通騒音があれば、気になって安眠できないでしょう。

今回は、ここまで知っていればマンション通(ツウ)になれる「壁と窓の遮音・防音性」のチェックポイントをご紹介します。

 

壁を通して聞こえる音の種類

壁を通して聞こえる音には、話し声テレビの音ピアノの音などがあり、それは空気中に放射されて伝わるため空気伝搬音といいます。壁がこの空気伝搬音をシャットダウンする構造であればあるほどこちら側に音は伝わらず、静かに過ごすことができます。

 

壁の遮音・防音のチェックポイント

それではまず界壁の遮音・防音性のチェックポイントを挙げてみましょう。一般的に、マンションなどで隣住戸との境の壁を界壁(かいへき)と言います。

1.界壁は何でできているか
2.構造スリットの有無
3.コンセントボックス・スイッチボックスの位置
4.仕上げのボードの有無

次のページで1~4まで順番に見ていきましょう。