製品の種類
Windows 7では、6つのエディション(種類)が提供されます。下位から Home Basic/Starer/Home Premium/Professional/Enterprise/Ultimate で、メーカー製パソコンの主力となるのは、Vistaと同様にHome Premiumです。Home Basicは途上国向けで、日本では提供されません。Starerは機能制限版で、ネットブックなど性能を抑えたパソコン向け。ProfessionalとEnterpriseは企業向け、Ultimateは全機能を搭載した製品です。
購入時のポイント
現在、Windows Vista搭載のパソコンを利用しているユーザーは、アップグレード版を購入することでWindows 7に移行できます(アップグレード価格は未発表)。なお、Windows XPからはアップグレードできず、新規にパッケージを購入する必要があります。最後に、Windows 7の動作要件は以下のようになっており、Vistaの動作要件とほぼ同じです。
- CPU 1GHz以上
- メモリー 1Gバイト以上(64ビット版は2GB以上)
- HDD 16Gバイト以上(64ビット版は20GB以上)
- ビデオ Direct 9対応カード(128MBのメモリー搭載)
- 光学ドライブ DVD-R/Wドライブ以上
XPユーザーは、Core 2 DuoなどのマルチコアCPU搭載のパソコンでないなら、新規購入・買い換えをオススメします。
もちろん、現在店頭に並んでいるパソコンは、ごく一部の例外を除き、この基準をクリアしています。Vista搭載のパソコンを購入し、Windows 7に移行することも問題ありませんので、現行機種でも安心して購入できます。
ただし、若干とはいえアプリケーションや周辺機器に非互換性の問題が起きる可能性があります。Windows 7の発売後、各メーカーの対応情報をチェックすることを忘れずに。
関連サイト
●Microsoft:Windows 7