注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

第8回 施主も参加する家づくりの儀式(2ページ目)

地鎮祭、上棟式をご存知ですか?今では少なくなっていますが、実は職人さん、設計士との交流や新居生活を考える時、家づくりにおいてあるべくしてある儀式なのです。今回はこれらの行事とは何かをご紹介いたします。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

佐川が走る!ページ2
 

上棟式

上棟式は一般に建前と呼ばれており、家屋の棟木(むなぎ)を上げるにあたり、大工さん達が神を祀って行なう儀式です。上棟式では必ずしも神主さんは呼びません。上棟式の主催者は施主になり、施主とその現場に関わる大工さん、様々な職人さん達の意思疎通の場となります。ここでは施主挨拶がありますので、工事の安全と質の高い家づくりをお願いしましょう。

●上棟祭に必要な経費
 
◎祝儀 ・設計者 10.000円
      ・施工責任者 10.000円
      ・大工・職人 5.000~10.000円×目安8人位
◎宴会(飲み物、おつまみ、引き出物)  30.000~50.000円
合計  99.000~150.000円

大工頭の祝儀も地域によって多少違います。金額や引き出物の中身を何にしたらよいかなどは、設計者や施工会社に相談するとよいでしょう。

◆地鎮祭・上棟式があるのには意味がある!ガイド佐川のアドバイス→P3

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