カナダの通貨、両替
カナダではカナダドル(CAD$)を使用しています。「アメリカでカナダドルが使える」ことは少ないですが、カナダではアメリカドルが大概の店で使えます。カナダの通貨事情はこちら>>>カナダドル
日本円は観光地の―部のお土産屋さんでしか使えないので、買い物の前には、予め両替するように。 両替は銀行や市中、空港内の両替所で可能。特にバンクーバーやトロントなどの大きな空港では、両替所がいくつもあり到着後すぐ両替できます。また、カナダはカード社会。わずか数ドルの買い物をするのにクレジットカードを使用しても問題ありません。
両替やクレジットカードとの使い分けについてはこちら>>>カナダの両替
カナダ旅行にかかる税金
カナダでは日本の消費税に相当する税金として連邦政府の物品サービス税(GST)と州税の2種類があり、 それぞれ商品、宿泊料、食事、サービス等について課税されます。連邦政府の物品サービス税はカナダ全土で一律5%。 この税金は基本食料品などを除き、ほとんどが課税対象です。 外国人旅行者については一部のサービス、物品に関して書類申請により還付される制度がありましたが、 2007年3月に廃止されました。
これとは別に各州によって別途消費税制度が導入されています。 州によって課税率は異なり、一番安いのが3つの準州で0%、次いでアルバータ州が2%、他の州は7~8%と高い課税率に。また、州によっては国税と州税を一括してHSTと呼ばれる一つの税金として課税しており、レシートなどを見ても、税金が一つしか計上されません。このように、カナダといっても州によって制度が異なるので、カナダ全土を旅行する時には、州税の安い場所での買い物が得策です。
カナダでのチップの習慣
カナダではチップを払うのが日常的な習慣です。外国人旅行者も例外ではないので、どのような場面でいくら位が適当なのかを把握し、スマートにお渡しください。まずホテルで必要なのが、通称「枕銭」と呼ばれるルームメイド(客室係)に対するチップ。ベッド1台に付き1カナダドルが目安で、枕またはベッドサイドのテーブルなどの分かりやすいところに置きましょう。
チップの基本を押さえて、ダイニングでの食事を楽しみましょう 写真提供:フェアモントホテル
カードで支払いの場合、伝票にチップの項目があるのでそこに15%に相当する金額を書き込み、サインをしてそのまま席を立ちましょう。ちなみにレストランでもファーストフードなどのセルフサービスのところでは、チップは不要です。
他にチップが必要になるのはタクシーに乗る場合。タクシーにはメーターがあり、料金が表示されるので、この金額にやはり15%くらいを加算してください。料金が10カナダドル以下の場合、1カナダドルを上乗せで結構です。