玄関をドラマチックに
ゴリこと赤木が住むこの家は、玄関に入ってすぐ正面前方に階段とトイレの扉が見えます。玄関は扉を開けた瞬間、その家の雰囲気がわかるものです。目の前に収納扉や壁などがくると、家全体が窮屈な印象になりがちです。
参考/影山明仁著 「名作マンガの間取り」
(ソフトバンククリエイティブ)
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視覚的に家を広く見せるためには、視線をできる限り遠くにさせる工夫や、玄関上部に吹抜けなどを設けることが有効的です。視線を広げることで、外から内への心理的移行がなされ、安心感と落ち着きのある空間が生まれます。
赤木邸をリフォームする
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