資金プラン2
ノンバンク系の住宅ローンを利用して借りる
より低金利のノンバンク系の住宅ローンを利用したのが、資金プラン2です。ローンの種類 | 借入金額 | 返済期間 | 金利 | 毎月返済額 |
夫:固定金利特約期間(20年) | 2,500万円 | 20年 | 2.45% | 13万1,867円 |
妻:固定金利特約期間(20年) | 1,500万円 | 20年 | 2.45% | 7万9,120円 |
金利が低い分だけ、毎月返済額はダウンします。ただ、金融機関事務手数料が2.1%必要なので、4,000万円借り入れる場合は84万円の費用がかかります。
また、この資金プランは、定年まで雇用が安定していることが前提となっています。しかし、このようなご時世ですから、夫婦のいずれかに雇用不安があるなら、安全をみてローンの借入額を減額したほうが良いでしょう。また、妻が何らかの理由で専業主婦になる可能性があるのなら、妻の住宅ローンは退職金の範囲内にするなど、あくまでも無理のない範囲の借入額に抑える必要があります。
以上、前回に引き続き、"そろそろ子づくりを考えるDINKS"と"当面はバリバリ仕事をするDINKS"という2つのケースで、DINKSならではの住宅ローンのおさえどころをご紹介しましたが、同じDINKSでも人生設計が異なれば住宅ローン計画も違ってくることがお分かりいただけたと思います。
今回ご紹介したケースは、私が企画運営しているマンション評価ナビ上のファイナンシャルプランナー山本久美子さんのコラム「ケース別カシコイ住宅ローン計画」を参照しています。2回にわたりご紹介した2つの住宅ローンのケース以外にも、賢い住宅ローン計画をご紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。
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