資金プラン1
夫婦それぞれ20年返済で住宅ローンを借りる
共働きをしっかり続けてきた結果、安定した収入と相当額の貯蓄があるため、住宅ローンが借りやすく、計画的な返済がしやすい今のうちに住宅ローンを組みリタイアするまでに完済するメドをつけておくことをお勧めします。ローンの種類 | 借入金額 | 返済期間 | 金利 | 毎月返済額 |
夫:全期間固定プラン(20年固定) | 2,500万円 | 20年 | 2.80% | 13万6,159円 |
妻:全期間固定プラン(20年固定) | 1,500万円 | 20年 | 2.80% | 8万1,695円 |
おそらくずっと共働きというDINKSなら、夫婦それぞれの収入に見合う住宅ローンを借りて完済できるよう、20年返済にするのが良いでしょう。
資金プラン1では、夫が2,500万円、妻が1,500万円の住宅ローンを借りる想定で試算しています。それぞれの収入に占める返済額は合計で22万円近くになりますが、これなら20年返済にしても、定年時には住宅ローンを完済できます。定年後の収入がダウンする時期に、住居費用は管理費・修繕積み立金程度になりますので、家計に余裕ができるでしょう。
次のページでは、資金プラン2「ノンバンク系の住宅ローンを利用して借りる」場合をみてみましょう。