「DINKSの収納術1~ホームロジスティック考」
「DINKSの収納術2~目指すはシンプルライフ」
「DINKSの収納術3~モノが片付く間取り 前編」
「DINKSの収納術4~モノが片付く間取り 後編」
「DINKSの収納術5~賢いモノの補充方法 前編」
「DINKSの収納術6~賢いモノの補充方法 中編」
に引き続き、7回目です。
前回記事の「補充するモノを分類表」で説明してきます。
着ない服をため込んでいませんか?
「3.半耐久消費財・自分好み品」の補充基準はくせ者です。このタイプのモノは実は片付かない住まいの諸悪の根源といえるでしょう。このタイプは、春・夏および秋・冬のファッションシーズンの開始時期に合わせて、年2回今持っている衣服を着る、着ないと分類します。適切な時期は、春物が出そろい夏物も出始める4月と、秋物が出そろい、冬物が出始める10月が妥当かと思います。このように、年2回決まった時期に、今シーズン着る服、着ない服を決め、着ない服の分だけ補充する、というのは衣服が片づく法則です。これを定期不定量補充といいます。この着る、着ない、の判断時期を同じ年2回でもファッションシーズンが終わるバーゲン開催時期に設定してはいけません。3割、4割引だからと、不要なモノまで買いこむことになり、ホームロジスティックスの戦略から逸脱してしまうので、要注意です。
次のページでは、洋服・靴を補充するサイクルについてお話します。