ロサンゼルス/ロサンゼルス基本情報

ロサンゼルスのエリアガイド(5ページ目)

地元客と旅行者が混在するサンタモニカやビバリーヒルズエリア、観光と映画の都ハリウッド、最近イメージチェンジしたロサンゼルス・ダウンタウン、そして郊外の遊園地エリア、オレンジ・カウンティ。どの地域にも個性があり、どこに行っても面白いロサンゼルス。そんなロサンゼルスの魅力をたっぷりご紹介します。

芦刈 いづみ

執筆者:芦刈 いづみ

アメリカガイド

最近一番ホットなエリア、ロサンゼルスダウンタウン

ダウンタウンの夜

ダウンタウンの夜

ロフトがたくさんあるダウンタウンの中

ロフトがたくさんあるダウンタウンの中

平日昼間はオフィス街のため人であふれ、夜や週末は閑散としている……。そんなドーナツ化現象の象徴とも言える状態だったロサンゼルスのダウンタウン。そのため、かつては“危ない(治安が悪い)”というイメージが定着してしまっていました。しかし、ここ数年で急速に再開発が進み、現在ではオフィスビルの中にリノベーションされ内部がロフトとして生まれ変わった古い建物が点在しています。

一般的にロフトとは、工場や倉庫のような天井が高いコンクリートの部屋で、アーティストの創作活動に適しているスペース。現在、ダウンタウンにはこういったロフトスタイルのアパートメントがたくさんあるのです。そういったロフトは、概して家賃が高く低所得者には手が出ないため、必然的に富裕層が住むようになり、それに伴いダウンタウン全体の治安も良くなりました。そのため、遅くまでオープンしている新しいカフェやレストラン、ギャラリーなどが多く、平日の夜でも活気があります。

さらにダウンタウンの西側、バスケットボールチーム、ロサンゼルスレイカースの本拠地でもあるステープルズセンターの隣に、2007年L.A. Liveという大型複合施設がオープンしました。レストランやショップなどに加え、グラミー賞の歴史が分かるグラミーミュージアムや、ライブなどが行われるノキアシアターなどもあり、現在ロサンゼルスで最もホットなスポットとなっています。

また、ダウンタウンではずせないのは昔からの日本人街リトル東京です。日本語の通じるショップやレストラン、ホテルなどがあり、ロサンゼルス観光の拠点にすると便利。
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