不動産の仕事をしていると、残念なことですが取引にまつわるトラブルの話を聞く機会が数多くあります。また私自身、この All About のサイトを通じて、あるいは他のサイトやルートを通じて、いろいろなトラブルの相談を受けることもあります。
トラブルの内容は些細なものから重大なものまで千差万別であり、その原因も実にさまざまなのですが、そんな中でいつも感じるのは、トラブルに巻き込まれるのは共働き夫婦が多い!ということです。
共働きだとどんなデメリットがあるのだろうか?
あくまでも、何度かメールのやり取りなどをしているうちに垣間見えてくるユーザー像に過ぎませんが、妻がパートなどではなく正社員として働き、役職などにも就いてバリバリと働いていればいるほど、その傾向が強いようにも感じられます。
「住宅購入者はもともと共働きの人が多い」といってしまえば、それで終わってしまう話なのかもしれません。
しかし、私の感じる部分が正しいとした場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか? また、トラブルに巻き込まれることを防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか? いくつかのパターンに分けて考えてみました。
なお、あらかじめお断りしておきますが、女性の社会進出を否定するような意図はまったくありません。私自身、高校、大学時代などを通じて周りに非常に優秀な女性が多かったため、女性の社会進出を積極的に応援する立場です。
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