マカオの広東料理レストラン
日本で広東料理といえば香港や広州が本場と思われがちですが、実はマカオも美味しい広東料理が味わえる街として有名。もともと漁業が盛んで貿易港として栄えた歴史もあり、優秀なシェフ、新鮮で高品質の食材、舌の肥えた美食家がマカオの広東料理を育ててきました。高級食材を使った料理が日本や香港に比べてリーズナブルな価格で楽しめることでも知られています。広東料理1 ジーヤッヒン
マカオを代表する高級広東料理店 (c) Four Seasons Hotel Macao
幅広い中国茶のセレクションと一緒に味わう飲茶(点心)と、本格的なスープが人気で、伝統的な調理法でアレンジされた旬のシーフードを使った料理に定評があります。エレガントな雰囲気ながらも、スタッフの対応はフレンドリーなので安心してください。オシャレしてお出かけいただくことをお勧めします。
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■Zi Yat Heen(紫逸軒)
住所:フォーシンズホテル・マカオ(澳門四季酒店)G/F(コタイ地区)
TEL:+853-2881-8818
営業時間:12:00~14:30(日11:30~15:00)、18:30~22:30
定休日:無休
予算:セットメニュー360パタカ
アクセス:フェリーターミナルからヴェネチアン・マカオもしくはザ・プラザのシャトルバス利用約20分
広東料理2 エイト
ゴージャスなインテリアに感動 (c) Miyuki Kume
中華圏で縁起がいい数字とされる「8(エイト)」の文字が並ぶエントランス (c) Miyuki Kume
ここの魅力はなんいってもオシャレなインテリアと美しくデコレーションされた料理の数々。オススメは昼の飲茶タイムで、点心が1皿30パタカ~と比較的リーズナブルな価格で楽しむことができます。人気があるため平日でもランチタイムは事前に予約してからか、ピークをずらして訪れるのが無難です。ドレスコードが設定されており、ラフすぎる格好では入店を断わられる場合があります。
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■The Eight(8餐廳)
住所:グランドリスボア(新葡京)2階(マカオ半島)
TEL:+853-8803-7788/+853-2828-3838
営業時間:11:30~14:30(日・祝10:00~15:00)、18:30~22:30
定休日:無休
予算:200パタカ~
アクセス:フェリーターミナルからグランドリスボアのシャトルバス利用約10分
広東料理3 トウトウコイ
下町のど真ん中にあってローカル感いっぱい (c) Miyuki Kume
点心タイムには平日でも広いホールが満席になり、さらに店外まで長蛇の行列ができるほどの人気。リーズナブルな価格と、長年変わらない伝統の味で多くのリピーターに支持されています。ローカルメインのレストランのため英語も通じませんが、メニューを指差して注文したり漢字で書いたメモを見せれば店員が親切に応対してくれます。メニューには英語表記も付いています。
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■Tou Tou Koi(陶陶居海鮮火鍋酒家)
住所:爐石塘巷6-8号(マカオ半島)
TEL:+853-2857-2629
営業時間:8:00~15:00、17:00~22:30
定休日:無休
予算:200パタカ~
アクセス:フェリーターミナルからタクシー利用約15分(運転手に「陶陶居」と書いたメモを見せるとスムーズ)
週末や香港、中国大陸の連休時期など、レストランはたいへん混雑します。行列に並ぶ時間を節約するためにも、事前に予約しておくことをオススメします。お店に直接電話で予約するのが一般的ですが、中国語か英語がメインになります。どうしても言葉に心配がある場合、地元の日系旅行社やホテルのコンシェルジュデスクに相談してみるのもいいでしょう。