台湾激安ツアーはなぜ安い?
ホテルの朝食をパスして町の朝食屋で台湾式朝食を食べるのもおすすめです
- 2泊3日で深夜(23時位)に台北着、復路は早朝(8時台の飛行機)発など滞在時間がとても短い。
- ホテルが駅から遠くて格安クラスのホテル。
- ホテルが格安クラスホテル10軒のなかのどれか、など選択範囲がやたら広く、ホテルは旅行会社が選択しリクエスト不可。
- 市内観光付きが絶対条件で、観光のキャンセル不可。
- 客寄せ目当てで、ツアー企画が数カ月にわたるうちの数日のみを目玉商品として安く設定。
1は一見旅程が短くて損?と思いがちですが、有給を取らずに金曜日に会社を早めに退社して出発、週末に台湾でリフレッシュして月曜から出社したいという人にはむしろ都合のいいパターンと言えるかもしれません。台北での滞在時間は約30数時間とかなり短いですが、台北は夜遅くまで開いている店も多いので、寝る間も惜しんで遊べば十分楽しめます。
2に関しては、「ホテルは寝に帰るだけだからどんなホテルでもいい」という人なら問題ありませんが、エコノミー(格安)クラスのホテルは往々にして建物が古い、壁が薄くて隣の部屋の音が聞こえる、朝食がイマイチ、部屋が薄暗い、駅から遠すぎてタクシーの移動が必要など何かしらあるものです。
朝食に関しては、町の朝食屋に行って安くて美味しい朝食を食べることにすれば、旅の思い出も一つ増えます。駅から遠くても近くに夜市や朝市などがあるホテルなら、むしろ駅に近いホテルより楽しめることも。ただあまりに駅から遠すぎるホテルでは、真夏や雨期など一度着替えに帰りたくなる時期にはやや不便かもしれません。また2泊なら我慢が出来ても、3泊4日ともなるとあまりに居心地が悪いホテルに滞在というのもどうでしょうか……。そのあたりが割り切れるかどうかも判断の基準になります。
3は、2の問題点にプラスして、空港からホテルまでの送迎バスが乗り合いバスで、いろんなホテルに立ち寄る可能性があります。つまり空港から自分のホテルに直行せずに、両替所から始まってAホテル、Bホテルと何か所も回ってからやっとたどりつくことも……。帰りもその逆コースなので最終日の集合時間がやたらと早いなど、思ったより時間のロスがあったりします。台北駅前のバス停から桃園空港までは空港バスで450円程度ですから送迎をパスして自分で空港まで行くという方法もありますが、ツアーの中には帰りの送迎キャンセルは出来ない場合もあり、そのあたりも割り切れる人向き。
4のように観光が午前から夕方まで入っていてフリープランに変更できないツアーは、初めての台湾旅行であれば名所を効率良く回れて便利です。自由に行動したいリピーターには不満かもしれませんが、昔行った名所をもう一度巡るのもまた一興かも。観光コースの中にはお茶セミナーと称してのお茶の販売や、足つぼマッサージの後の漢方薬販売などがあったりしますので、その辺は必要でなければうまくかわして。
お土産店に立ち寄る時間は外へ抜け出し、近くのお店へ買い物に行くという手もありますが、お土産店立ち寄りの際に別行動を取ることを堅く禁止しているツアーもありますから、注意事項はよく読んでおくといいでしょう。
5のような目玉商品はツアー設定期間約3ヶ月のうち激安日が5日程度、などと販売数が少ないので早い者勝ち。底値の期間でツアー内容が自分の旅行スタイルと合っていれば迷わず申し込みを! 逆にその底値以外の期間は割高だったりするので、そのあたりはよく見極めて。
高価なツアーが高価な理由
安いツアーでも日本語の話せる現地係員が添乗しますが、高額なツアーは現地に日本語が話せるツアーデスクがあってレストランの予約や緊急時などに快く対応してくれたり、日本人添乗員が出国時からツアー団体と共に行動するなど、やはり値段相応にメリットがあります。台風による飛行機の遅延や突然の欠航などがあっても、現地ツアーデスクがあれば安心です。もし高齢のご両親向けにツアーを選ぶならば、多少高くても現地でのケアがしっかりしたところを選びたいですね。ツアー購入時はパスポートの有効期限に注意!
台湾では、入国時パスポートの有効期限が3ヵ月以上必要です。これに1日でも足りなければ入国できません。旅行代理店や空港での購入であれば確認してもらえるパスポートの有効期限ですが、ネットで申し込むと案外見落としがち。空港でパスポートの残日数が足りず台湾へ入国できないというトラブルは、ネット購入が一般的になった昨今、よくある事例です。出発の際は必ずパスポートの有効期限を確認しましょう。
台湾のツアーを扱っている旅行サイト
様々な会社のツアーを扱っている旅行総合サイトをご紹介します。いくつかのツアーで迷った時に参考になるのが、実際泊まった人たちの口コミ評価。ホテル情報の口コミを検索するなら以下のサイトが便利です。
台北1日観光、九ふん観光など現地オプショナルツアーを手配するなら以下が便利です。
>>>台湾行きの航空券、航空会社については台湾航空券をご参照ください。