投資信託/投資信託の手続き(申込みから購入・売却)

窓口で投資信託を購入する前に読む3つのポイント(2ページ目)

コンサルティングの充実した証券会社、銀行の窓口で投資信託を購入する方も多いようです。上手に購入するポイントは、事前に投資信託のことをよく理解しておくこと。あくまで主役はあなたです。

執筆者:牧野 なな子

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3.商品の質問事項を明確にしておく

投資するなら予習は必須

投資するなら予習は必須

  1.  投資対象は?
  2.  過去の値動きは? リスクは?
  3.  コストは?
  4.  純資産総額は?

●投資対象は?
投資対象の地域や資産の種類はファンドの名前や、投信の分類(目論見書の表紙に記載)、ベンチマークを見ればおおよそ把握できるでしょう。

それでも、日本株のファンドでも、日経平均やTOPIXに連動するインデックスファンドもあれば、銘柄を絞って運用するアクティブファンドもあります。目論見書や運用レポートで銘柄を選定する基準や、運用指針を確認しておきます。

バランスファンドの場合は、株式、債券、不動産などの資産、地域のバランスなど割合によって求めるリターンが違っています。安定型か収益追求型か、対象資産の投資配分割合を聞いてみましょう。

●過去の値動きは?リスクは?
過去の運用レポートを見せてもらい、過去の値動きを実感しておきましょう。アップダウンは耐えられる範囲内ですか?
どんな時に、どんな値動きをするか、自分が理解できるものの水準で選んでおきましょう。特にリスクの内容については、納得のできるまで説明してもらいましょう。例えば、海外のものに投資するのであれば為替リスク、国の信用リスクなどが発生します。
 【参考】投資信託リスクとの賢い付き合い方

●コストは?
投資信託のコストには、購入時にかかる販売手数料保有中にかかる信託報酬解約時にかかる解約手数料信託財産留保額などがあります。特に信託報酬は運用成績に大きく影響してきますので、同じようなファンドと比較してみましょう。オールアバウトのおすすめ投資信託一覧のコーナーでは投信の内容が一目でわかり、便利です。
 【参考】意外とかかる投資信託のコスト

●純資産総額は?
新規発売のファンドを紹介されることも多いのですが、ここは、実績のあるファンドを選んでおきたいもの。運用するにはある程度の大きさが必要です。繰り上げ償還の危険性を避けるためにも、ファンドの規模を表す純資産総額が順調に伸びているかどうかを聞いておきましょう。
 【参考】投信の純資産総額は人気ランキング?

いずれも、目論見書や運用レポートにメモしながら説明を聞いておくと、あとで見直す際に便利です。

購入場所に悩んだら・・次の記事では各金融機関のメリット・デメリットを並べていますので参考にしてください。
いまさら聞けない☆投資信託どこで買う?



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