NPOを設立し社会へ恩返し
仕事の関係でファイナンシャルプランナーの資格を保有しているBさん。定年を前に、「仕事でタッチできなかった高齢者への情報発信とバックアップをしたい。それが私をここまで育ててくれた社会への恩返し」との想いが募りました。同じような考えの同世代の人たちにコツコツと声をかけて定年退職後NPO法人を設立し、リタイアメントプランニングをはじめ、介護、生きがい、相続、お葬式などなど次々と情報発信をしています。「妻には、老後の生活費について年金や退職金、金融資産などの説明を通して、心配がないことをじっくり説明しました。生活パターンは、サラリーマンのときとほぼ同じじゃないかな。たぶん、満足していると思う。」ボランティア活動で自己実現
企業戦士だったCさんは、定年退職をもって完全リタイアーの道を選びました。老後の生活費の心配はなく、悠々自適の毎日のはずでした。ところが無趣味で交友関係が狭いこともあり、半年も過ぎたある日「自分の存在感がない」ことに愕然とし、漠然とした焦燥感を感じるように。そんなある日、広報に「○○ボランティア募集」を見つけました。それは、若い頃に身につけたプロ並みの趣味を生かすものでした。早速応募し、今では少しずつボランティアの範囲を広げています。「この程度のことで感謝されて……。私こそうれしいです」とCさん。Uターンして開業
こんなカフェが欲しかったんだよな~。