引越し/引越し手続き

引越しで、旧居を出る前にすべきこと(2ページ目)

引越し前は、準備に追われて重要な手続きを忘れてしまうことも。引越先に“置き去り”にしてきたものがないよう、こんなことにも注意してみましょう。

執筆者:All About 編集部

原動機付き自転車を放置したままにしないで

うっかりと忘れてしまいがちなのが原動機付き自転車。もう乗らないや!と思って何の手続きもせず駐輪場や学校に放置したまま引越すと、税金が追いかけてくることに。税金が賦課されるかどうかは、4月1日時点での所有に関わってきます。もし、4月1日以前に廃車手続きを行えば、その年度の納税義務はありません。早めの手続きは得策と言えそうですね。

ちなみに原動機自転車の場合、廃車にする場合は当然のことながら、転入先で使う場合も市区町村役場に行って廃車の手続きを行う必要があります。ナンバープレート、標識交付証明書、所有者の印鑑を持参すれば手続きは完了。引越し先まで税金が追いかけてこないよう、きちんと手続きを行っておきましょう。

レンタルDVDは返却しましたか?

時々聞かれるのが、レンタルDVDを引越し荷物と一緒に荷造りをしてしまったと言う声。引越し先でそのことに気づく、延滞料はどんどんかさむことに。1日遅延するごとに数百円課金されると仮定すれば、3、4枚のレンタルDVDを1週間放置していると、ざっと数千円以上の支払いになります。

DVDだけでなく、人から借りたものも引越し前には必ず持ち主に返すよう、引越し荷物は選別しながら荷造りをしたいものですね。

郵便の転送手続きは済ませましたか?

郵便物にはプライバシーが一杯。転送手続きを忘れずに。

郵便物にはプライバシーが一杯。転送手続きを忘れずに

「前住人への手紙やDMが郵便ポストに入っいた」といった経験をお持ちの方もいるでしょう。 郵便の転送手続きを怠ると、銀行の残高、カード会社や携帯会社からの請求、学校の同窓会の案内など、プライバシーが他人に知れ渡ってしまうことに。

郵便の転送手続きを行っておけばこれらの事態を避けることができます。インターネットからでも申込むことはできるので、忘れずに行っておきましょう。なお、転送期間は1年間。その間に住所変更の届けを各所に出しておきましょう。

引越しするときには、あとに何も残さないようきれいさっぱり旅立ちたいものですね。

取材協力:明治コーポレーション 
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