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現役エステティシャン覆面座談会 (前編)

あなたはサロンと上手にお付き合いしていますか? 知らず知らずのうちに醒めた目で見られたりしてませんか? 今回は、驚愕の実情も飛び出した現役エステティシャンによる覆面座談会(前編)をお届けします。

惣流 マリコ

執筆者:惣流 マリコ

エステ・美容医療ガイド

皆さん、ほんとうに『サロン』を有効活用してますか?

快適な空間でばっちりキレイになれる、それがエステティックサロンというもの。

な、はず。
でも実は「良いサロンがなかなか見つけられない」「お気に入りはあるけれど他に良いサロンがあればそっちに移りたい」と思うサロンユーザーも多いよう(過去の「あなたの一票」のQ「今、気にいって定期的に通っているサロンはある?」投票結果参照)。
どうやら、お気に入りサロンを本当の意味で有効利用している人って本当に少ないようです。そこで今回は、現役エステティシャン3人に集まっていただき、どうしたらエステサロンを有効活用してもらえるのかをディスカッションしてもらいました。

覆面座談会ということもあり、当日は皆さんの本音が炸裂。びっくりするような裏話にまで発展いたしました! というわけで、どうぞご期待ください!

エステティシャンの本音その1:「最低限のマナーは守ってね」

1月某日。都内某所にて現役エステティシャン3人に集まっていただきました。メンバーは某人気隠れ家サロンのU子さん(エステティシャン暦12年)、有名メディカルエステサロン副店長のE子さん(エステティシャン暦7年)、カリスマエステティシャンがいる某サロンの副店長M子さん(エステティシャン暦6年)の御三方。同業という親しみもあり、きさくな雰囲気の中で本音を語ってくれました。

ガイド:今日はどうもありがとうございます。早速なんですが、皆さんがお客様をお迎えして『それはちょっと…!』と思うことってなんですか?

U子さん(以下、U):やっぱり大幅な遅刻は困りますね。うちのサロンでは予約と予約の間隔を30分間みているんですけど、30分も40分も遅刻されてしまうと、結局は施術時間を短縮するしか方法がないんです。「それでもいい」って言ってくださるんですけど、基本的にやらなければならないことってありますから、エステってそんなにいろいろ省いたり、時間を短くすることもできないじゃないですか。

M子さん(以下、M):そうそう、それでいて遅刻しがちな方ほど「予約した他にあれもやりたい、これもやりたい」って言われることが多いんですよね。

ガイド:そういう時ってどうされるんですか?

M:次に予約が無いときは時間を延ばして対応しますけど、できない時は「じゃあ次回やりましょうね」って、角がたたないように、やんわりお断りしてます。

E子さん(以下、E):延長もできるときとできないときがありますものね。「○○さんの時は遅れてもやってくれた!」って言われても……それはたまたま後の予約が入ってなかったからできたわけで。毎回はできないですよね。

U:面白いことに、いつも3~40分遅刻してくる方に限って、普通に「こんにちは」って入ってこられるんです。

ガイド:「ごめんなさい」とかでは無く?

U:ええ、「ごめんなさい」ではなく(笑)。それで「今日って○○時からのご予約でしたよね」って言うと普通に「はい」って。せめて来る前に電話一本入れてくれれば、準備や対処のしようがあるんですが。

ガイド:それはエステの非常識ではなく社会人としての非常識では……?そんな常識ハズレなことって多いんですか?

M:結構多いですよ。うちのサロンではお客様がいらしたら最初にお茶を出しするんですが、その時に……ケーキを食べ始めたとか。

E:あ、いますよね。

ガイド:ええええええーっ?(絶叫)

ガイド:「バッグからケーキってなんですかいったい!?」
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